尼崎でランチ
【阪神尼崎駅周辺のランチ事情】
阪神尼崎駅南側
 まだあんまり探索していないのだが、まず最初に感じたのは、これまで野田やら姫島やらで1年以上かけて毎日違う店でランチを食べ歩き、虱潰しに240軒からの店を訪ねてきたが、それを遙かに凌ぐ昼食処がありそうだということ。実際、野田で足を延ばしたのと同じだけの広いエリアで探したら凄い数だろうとおもうけど、残念ながら持ち時間は1時間。実際は、阪神尼崎駅に到着してから、また電車に乗るまでの36分間しかないのである。その36分間に、店を探し、店に入り、席に着き、メニューを見て、注文して、調理してもらって、食べて、お金を払って、駅に戻らないといけない。だから、駅から5分と歩いてはいられない。筈である。どうなるかは分からないが。
 とりあえず、尼センの中、コンコース内、改札の中にまで、これだけでも可成りの店があるから、その辺りを重点的にローラーしながら、残った時間で、可能性のあるエリアを探索してみようと思う。(H15.9.5)
 それから1年。阪神尼崎駅周辺を重点エリアに設定しながらも、毎週木曜日は梅田、それ以外にも方々摘み食いをして、結果、このエリア、1年間で訪ねられたのは意外に100軒余りのみである。そして、これ以上エリアを拡げると、お昼休みの終わりを告げるチャイムに間に合わなくなってしまうというところまで来てしまっている。一応、東はamagottaまで、北は一部例外があるけど2号線まで、南は43号線まで、西は中央3番街の果てるところまでという矩形の中は、残すところマンガ喫茶2軒、立ち飲み屋2軒、お好み焼き1軒、喫茶3軒ぐらいじゃないかなあと思っている。違うかな。しかし、何にせよ、10月には卒業ということになりそう。(H16.9.15)
 改めてこれまでの114軒の歩みを見てみて。驚くべきことに、閉店した店は1軒のみ! 恐るべし尼崎の飲食店!(H16.10.13)
 「南部再生」への登場を記念して、殺風景なページのトップに写真を入れてみました。(H16.10.16)
 1年1か月に渡って取り組んできた「尼崎でランチ」。阪神尼崎駅を中心に、北は国道2号線、東はアルカイックホールとama gotta、西は中央3番街、南は国道43号線までのエリアで、ランチを食せる店(立ち飲み屋、マンガ喫茶、食事を出さない喫茶店、休業中の店を除く。)を、多分全店制覇したはずなので、ここでひとまず終了とする。合計117店。意外に少なかったなあというのが正直な感想。ご愛顧に深謝。(H16.11.2)

<お気に入り度について>
言うまでもありませんが、あくまで私の個人的な好みです。
★★★★今すぐでも行きた〜い!
★★★頻繁に顔を出しそうな気配
★★場合によっては行くこともありそう
多分、もう行くことはないでしょう
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訪問日 店名 所在地  食べたもの 価格
(税込み、円)
気に入り度
コメント
 
H17.7.5 レストラン アゼリア 西大物町 (ランチバイキング) 1280 ★★★
 実に3か月ぶりの尼崎である。ちょくちょく読者の方から情報を頂くのだけれども、野田阪神から1時間で戻らなければならないという制約下において、誠に残念ではあるが、正直訪ねるのが厳しい店が多いのである。本当に申し訳ないことと思う。
 その点、バイキング(ブッフェ、食べ放題)であれば、席に案内さえして貰えれば、その後すぐに食べ始められるし、店に入ってから会計まで10分あればそこそこ食べられるという判断ができる。「ホテルニューアルカイックのバイキング」は、かねて複数の方からその名前を聞いていたが、久しぶりに同ホテルのHPをみると、7月1日からカレーバイキングを開始したとのこと。これは行かなければ、と早速訪ねてきた次第。
 梅雨の合間の好天である。天気は良いが、暑さも厳しさを増しつつあり、阪神尼崎駅からホテルまで、歩いてみるとやっぱり結構かかるものである。アゼリアはすぐにみつかり、そそくさと店内の人となる。ニューオータニのアソシエイトホテルだけあって、スタッフは、我々の姿を見るや、さりげなくスマートに案内してくれて、大変心地よい。
 一応、一度席に着く振りをして、早速料理を取りに行こう。カレーは5種類あって、結論からいうと、ホテルオリジナルとスパイシーは、辛いなかに結構強めの甘みがあり、独特だと思う。というか、かなり気に入ってしまった。トッピングは牛煮込み、海老フライ、ポークカツ、タンドリーチキンなどで、これらもブッフェの楽しさを演出するだけのクオリティを兼ね備えている。ナンにライス、サラダもデザートも食後のドリンクも付いていて、前述のとおりスタッフの接客もホテル(といってもいろいろあるが)のダイニングとして期待される水準以上であり、私とエレベータマニアはまず満足というところ。
 しかしながら、長州藩士は、「だって、1500円ですよ。1500円あったら、大概のもの食べられますよ。」。
 それはそうかもしれないが、僕は楽しいひとときを過ごしたと喜んでるんだし、まあ、人それぞれということかな。
【行き方】 」ホテルニューアルカイック1階
 
H17.4.1 LUNCH & DINING 西大物町 (ランチバイキング) 1280 ★★☆
 サスペンダーさんの後任の方からこんなメールをいただいて知った店の第2弾である。春休み中ということもあってか、結構なにぎわいである。案内されるまで少々待たされるが、その実満席というわけではなく、どうやら料理コーナーがごった返していたため、入店調整をしていたようである。
 60種類の料理が食べ放題とのキャッチコピーは伊達ではなく、一通り食べるどころか、食べたいと思うものを一通りとるだけでも可成りの量になる。取りに行く度に、ちょっとずつ料理が入れ替わっていくのも楽しい。サラダの種類も多く、味のレベルもまずまず。ただ、パンがちっともおいしくない。あのパンさえもう少しましなものにしてくれたらいいのになと思う。
 ama-gottaの公式HPが出来ていた。
【行き方】 ama-gotta5階
 
H17.3.18 韓のさじ尼崎店 西大物町 スンドゥブ定食 680 ★★☆
 サスペンダーさんの後任の方からこんなメールをいただいて知った次第。
(前略)
貴殿のホームページ楽しく拝見させて頂いています。
さて、尼崎のニュース3店提供します。
一昨日からアマゴッタ5階の2店が入れ替わり、
リニューアルオープンしましたのでお知らせします。
1.ワールドバイキング
 和洋中・デザートのバイキング 昼:1280円 夜:1980円
2.韓のさじ
 オープンしたてのためまだ行っていません。
(以下略)
 一旦足を向けなくなったエリアの情報が、こういう形で得られるのは、何とも有り難い。そういえば、先日、弊サイトをかねて閲覧されていた方が、記述の中にどうやら自分の知り合いと思しき人を見つけ、その人を手掛かり・足掛かりに正体が発覚したりと、2年半もあれこれ書いていればいろんなことがあるものである。逆に言えば、私の知っている人でも、私が書いていることを知らずに見ている人が少なからずいるんだろうと推察される。その中で、直接コンタクトをとってくる人は極めて少数だけれども、サイト運営者としては、メールを頂いたりするととっても有り難く、可能な限りお返事を書くなり対応をしようと思っている。話がそれた。
 で、メールをもらった翌日、早速、尼崎へ行ったと。エレベータマニアとアマゴッタの5階に上がってみると、ビルオープン当時4つあった店のうち1店を除いて既にその姿がなく、1店舗(中華)の跡は閉ざされたまま、あとの2店が件のメールで知らされた店に替わっている(シャルボン→バイキング、壱日壱日(ハルハル)→韓のさじ)。エレベータマニアの判断で、韓のさじへ行くことに。
 ランチタイムはスンドゥブがメイン。西梅田(堂島)の某店に比べると少々高いように思うが、もやしと海苔とキムチが食べ放題、ごはんは石鍋で炊いたもので最後にお焦げが愉しめるおまけ付きということを考えると、まずまずだろう。メインのスンドゥブもまずまずの味だし、惜しむらくは如何せん時間が足りない!こと。石鍋でごはんを炊くのはいいけれど、もう少し待ち時間を短くできないかな、と。客足の読めない弊害がこういうところにまででてしまっているのかもしれないが。
 帰って調べてみたら、ここも壱日壱日(ハルハル)と同じくまだんの系列であった。
 660-0827 尼崎市西大物町12-41 ama-gotta5階 06-4868-8475
 11:30〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜23:00(L.O.22:00)。不定休
【行き方】 ama-gotta5階
 
H16.12.17 食堂 昭和通2 カキフライ定食 600 ★★★
 我がHPをご紹介いただいた「南部再生」2004年秋号を入手し、「阪神尼崎駅近辺では、特に見落としているお店もないなあ。」と、楽しく悦に入りながら読み進むうちに、看過できない記事を発見。それが、兵庫県警察尼崎中央署内食堂である。
 事前に元県警の方に食堂の場所を確認したところ、「あそこは入りやすいよ。別棟になってるからねえ。」という答えを得、安心して喜び勇んで向かったところ、確かに正面右側に別棟が建っているのだけれども、その前には非情の鉄門が構えていて、ストレートに中には入れない様子である。仕方ないから、「正面突破で行くか。」と腹を決め、署の建物に入っていった。
 だけれども、あんまりキョロキョロするのも不審なので、素知らぬ顔して右に行こうとしたとき、ちょうど中から出てきた署員の方に出くわしたので、「すみません。食堂はどこですか?」と尋ねると、右手のドアから出たところとの答えを得たので、堂々と署の建物を通り抜けて、漸く待望の食堂に辿り着いた次第。
 「食堂」。確かに、建物にはそういう札が掲げられている。しかし、それは、「交通課」とか「少年課」とかいった札と同じテイストのものであり、どうも食堂の雰囲気が希薄である。
 引違い戸を開けて中に入ると、12時20分という正に昼飯時にも関わらず閑散としている。先ほどの元県警の方に後から聞いたところによれば、まあ内情としてはいろいろあるみたいだけれども、話をすり替えると灘署や芦屋署の食堂はなかなかのものらしい。こちらも是非行ってみたいと思う。
 さて、注文である。フロア中央にショーケースが鎮座しており、ここで好きなものを選んで、おばちゃんに口頭でオーダーし、そこで会計。あとは席に着いて食事の運ばれてくるのを待つというスタイル。社員(署員)食堂だけれども、ベルトコンベア式に次々と食事を供していくほど忙しくもないので(厨房には一人しかいないようで、それはそれで忙しそうではあるが)、こういうスタイルになっているのだろう。
 食事を待つ間、食堂全体を見渡して見よう。入ってすぐ左側には新聞や雑誌が積み上げられていて、自由に読むことができる。すぐ右手は喫茶コーナー(おなじおばちゃんが対応するみたいなので、一応改めては訪ねないつもり)になっていて、緩やかに食堂スペースとは仕切られている。メニューは結構豊富で、エレベータマニアはチキンカツ定食、長州藩士はとんかつ定食をセレクト。長州藩士曰く、「お弁当も結構よさそうですよね。あっちにしとけばよかったです。とんかつみたいなものも載っていますし。」。おばちゃんも「お弁当あるよ。幕の内」と勧めていたし、それの方が早く供されたのかもしれない。内装は、だいぶん年季が入っていて、あまり広くない上に喫煙OKなのでかなり煤けている。椅子は懐かしい丸椅子で、テーブルの下にぶら下げられるようになっている。お茶は、テーブル上に用意された薬缶から、これまたテーブル上に置かれた湯飲み(プラスチック製)にセルフサービスで注ぐこととなっている。小型のテレビが1台、所在なげについていて、昼下がりのアンニュイ感を演出してくれる。こんなところで、まずチキンカツが、続いて私のカキフライが運ばれてきた。
 10分ほど待っただけのことはあって、揚げ物はすべて揚げたてである。社員(署員)食堂としては珍しく、ありがたいと思う。不思議なのは、3人違う定食を頼んだけれども、メイン以外の構成も悉く異なり、例えば、チキンカツには目玉焼きが付くがほかには付かず、とんかつには沢庵が付くがほかには付かず、カキフライには厚揚げが付くがほかには付かない。みそ汁は一緒だったかと思うが、お皿もてんでバラバラである。ここまで統一感がないと、非常に楽しくなってくる。サーブするほうも、どれとどれが組み合わせかいちいち確認しなければならず大変だろうと思うが、我々の心配することでもないか。
 ということで、結論としては、楽しいランチタイムを過ごしてきたということである。
 12時39分、建物から出てみると、さっきは閉ざされていた鉄門は半ば開いており、「お帰りはこちら〜(^o^)/~」と相成った。
 そうそう。600円のカキフライ定食に1000円札を渡すと、お釣りは「ハイッ、400万円」であった。大事なことを書き忘れていた。   
【行き方】 阪神尼崎駅東側、庄下川沿いの玉江橋線を北上、2号線と交差する最初の信号を右折し、消防署の前を通り過ぎた先の右側。
 
H16.12.16 mister Donut 阪神出屋敷ショップ 竹屋町2 カリーパン(中辛)、ハムタマゴパイ、アイスウーロンティ 504 ★★☆
 今日は、実は初めてじゃないかと思うのだが、ラガーマンと二人きりでランチである。彼はミスタードーナツマニアであり、最近は1店1店巡っては「あの」カード(1店毎に番号が付いているのが肝)を集めているのである。どこに行こうかと考える段になって、ふとそのことを思い出し、そういえば出屋敷にはまだ行っていないといっていたなあと思い当たり、早速訪ねることにした。ちなみに阪神出屋敷ショップは1137号店である。
 店は駅の真下にある。しかしながら、雨天時には傘なしに濡れずに行くことはできない。ラガーマンによれば、ここはミスド史上初(関西初だったっけかな)のセルフサービス形式に店だとのこと。確かに、ぼちぼち年季が入ってきている。場所が出屋敷という中途半端といっては失礼かもしれないが、まあ、そういう場所なので、それほど混むということもなく、閑散としているということもなく、ほどほどにぼちぼちといった客の入りである。もちろん、飲茶もやっていて、ドーナツとセットで頼むと若干安くなるようであるが、それがレジに行くまでわからないというのはちょっと不親切かなあ。
 味は、普通のミスドと変わらないから省略。帰りは運動がてらに三和商店街と中央商店街を通って尼崎駅まで歩いたが、結構な距離がございました。
    
【行き方】 阪神出屋敷駅1階
 
H16.10.29 喫茶エルム 西本町1 カレーライス 550 ★☆
 今日は、本当は、お好み焼き中村を訪ねようと思っていたのだが、あろうことか「当分の間 休みます。」の非情なる張り紙が我々を出迎える。すわ、ランチ難民になるかとおもったが、その数軒東寄りのエルムを覗き、「食事できます?」と聞くとOKだったので、店内の人となる。
 一応メニューを見る。カレーの他にラーメンやらうどんやら何でもある。でも、本当に全部できるのか怪しいところもあったので、ここは無難に3人揃ってカレーライスを注文する。
 厨房に戻った店のおっちゃんは、エレベータマニアの証言では「注文を受けてから、カレーライスの皿を拭いていましたよ。」って。いいぢゃん、拭いていないよりは、と思う。出てきたカレーは、どこかで食べたことがあるようなレトルトカレーの味がして、それ自体は好きなんだが、これまたエレベータマニアによれば「ご飯がまずい。」。そうかなあ、余り気にならなかったけど・・けど、昼から何となく腹具合が妙な感じではあった。
 それ以前に、店内の椅子とか、お手洗いとか、もう少し清潔にしておいてほしいと思う。
 最後に。1年1か月に渡って続いた「尼崎でランチ」も、ここでひとまず終了とする。
【行き方】 阪神尼崎駅東側、庄下川沿いの玉江橋線を南下、最初の信号の下をくぐって、更に道沿いに南下したら右側。
 
H16.10.15 高橋商店 開明町1 たこ焼(8コ) 100 ★★
 この下で紹介した福助の後に訪ねたのだが、すっかり忘れており、1週間経って、たまたま前を通りかかって思い出した。1週間前、福助を満ち足りた気分で後にして、駅へと向かう途中、「たこ焼」の提灯を目撃。行ってみると、軒先でたこ焼を売っており、「8個 100円」とある。いい気分だし、安いこともあって、勢いで注文。テイクアウトして、駅までの道々パクついたのだが、小振りのたこ焼は、ちょっと前に焼けた感じで、表面はカリッとクリスピー。この食感は嫌いではないのだが、ただ、生地全体の味が今ひとつかと。
 店の中にカウンター席があるのが見えたので、「中で食べられるんですか」と聞くと、もうちょっと寒くなったら、中で食事を出そうかと考えているとのこと。その時はまた来るのか?!
【行き方】 阪神尼崎駅東側、庄下川沿いの玉江橋線を南下、最初の信号に行くまで手前の右側。ちょうど尼崎市立中央図書館の川向かい。
 
H16.10.15 福助 開明町1 かき丼 600 ★★★☆
 そろそろ真剣に阪神尼崎駅周辺にひと区切りを付けたいなあ(←ちっとも真剣じゃないかと。)な〜んて思って、手薄な駅南部を丸裸にするべくその名も「阪神尼崎駅南部ローラー作戦」を敢行することに決定。嫌がる法学修士(最近、先生にお為りあそばされたとの情報もあり。)にもお付き合いいただき、「お好み焼き屋はやってるはずだ。」「えっ、お好み焼きですか。」「うむ。」「ぐふっ。むむぅ〜」という会話を交わしたやうな気もするが、43号線近くまで下り、かよの角を左折し、お好み焼き屋へ向かう途中の角からふと左手を見ると、右の写真の光景が目に飛び込んできたのであった。総員色めきだち、店の前へ。いや、次の瞬間、店の中にいた。
 入店間際、店頭に断片的に記された品書きから「カレーラーメン 500円」の表示を見逃さなかったのは私だけかと思えば長州藩士もであり、二人してほぼカレーラーメンに気持ちが傾きつつあったにもかかわらず、店内に、真新しい短冊に「かきうどん500円/かきそば500円/かき丼600円」の記載を見つけた瞬間、カレーラーメンにはさらばを告げたのであった。で、二人してかき丼を頼み、法学修士がかきうどんを頼んだところで、おばちゃんが、絶妙のタイミングで、「牡蠣は、今日からやねん。」と。その瞬間、かつ丼を頼んでいたエレベータマニアまでがかき丼に転向。これが、もう、何て言おうか、大正解。
 かき丼。その響きは、決して一般的ではなく、どういう料理か、統一見解もないと思われる。果たして、福助のかき丼は牡蠣と玉葱と葱が少なめの溶き卵とダシでとじられたものがご飯の上に載るという一品であった。で、このだしが甘くも辛くも薄くも濃くもなく、中庸をわきまえた絶妙な味わいであることに加え、「今日から」というには見事な、大ぶりの牡蠣がドドンと4つか5つ入っていて、これまた滋味溢れる、おばちゃんが「今日から」と言ってニコッと笑ったのもなるほど自信があってと合点のいくハイクオリティのものであった。
 爽やかな秋空の下、店の引き戸も窓も開け放たれ、涼やかな秋風が頬をなでる。尼崎に通って1年余。115軒目にして、これほどまでに晴れやかな気持ちになれる店に出会えるとは思っていなかった。これは、大衆食堂のイデアである、とは言い過ぎかも知れないが、久しぶりに見つけた、私の記憶の中に刻み込まれた宝物として輝き続けることは間違いない。
 惜しむらくは、営業時間11:00〜2:00、いや、11:30〜だったかな。土日祝は休みだということ。ここを訪ねることはごく一部の限られた人だけの愉しみということで、ちょうどいいのかもしれない。
【行き方】 阪神尼崎駅南側、デイリーヤマザキの右手を南下し、「かよ」の角を左折。次の角を左折した右手。
 
H16.10.12 コーヒーラウンジ フレンドハウス 開明町2 みそトンカツ 650 ★★★
 あましん本店の向かい、ここにも道に面して黄色のパトライトが点滅している。この辺りでは流行なのだろうか。
 フレンドハウスは、ビルの地下にあり、昼間は他にやっている店もなく、ひっそり閑としている。今日は我々が来るのを知ってか知らいでか、多分、間違いなく関係はなかろうが、入り口の扉が開いており、臆することなく店に入れた。ちょっと場所的にも雰囲気的にも−店内にはミニステージがあって、照明は薄暗く、カラオケセットがスタンバイしているなど−、知らなければ入りづらい種類の店である。
 しかしながら、店に入って安心したのは、他にも普通に食事をしている人が少なからずおり、テレビの下には5種類ほどのメニューが書かれた白板がぶら下がっている。私はみそトンカツを、エレベータマニアは何だったか、長州藩士は鯖の塩焼きを注文。注文を取るのはおっちゃんの役目で、厨房ではおばちゃんがせっせと立ち働いている。見ている限り、二人とも大変よく働かれている。こういう店にはずれは少ないものである。
 それから暫し。3人ともほぼ同時に料理が運ばれてくる。お弁当の器というかお膳に、メインのおかず、刻みキャベツ、春雨の酢の物、ご飯、梅干し、バナナなどが盛りつけられている。ボリュームは十分。そして、料理はどれもなかなか家庭的な美味しさで、嬉しいことにご飯がなかなか美味しい。みそ汁も付いて、あとから知ったのだがご飯のお代わりもOK。これで650円は非常にお買い得である。
 隠れ家的な店構えであり、更に周りには他に店が全然ないというロケーションにもかかわらず、あとからあとから引きも切らずにお客はやってくる。コーヒーを頼むと一杯ずつ点ててくれるし、やっぱり働き者の人がやってる店はいい。
 そうそう。みそトンカツなんだが、名古屋の味噌かつをイメージして頼んだら、カツに何にも掛かっていない。おっちゃんに「味噌かつなら、何か掛かっているんじゃないんですか?」と尋ねたら、豚肉に味噌で下味を付けてある、との答え。なるほど、それはみそトンカツだ。知らぬ事とは言え、失礼いたしました。
【行き方】 阪神尼崎駅から五号橋線を南下。あましん本店の向かい側、神鋼ビル地下1階。
 
H16.10.4 カフェ&グルメ ロイヤル 開明町3 焼きそば 500 ★☆
 店の前に黄色のパトライトがピカピカ光っているので、遠目に望んで「何かあるゾ」という認識はあったのだが、とうとう訪ねてみたら、昼間から「おつまみと歌い放題で1,000円」である。エレベータマニアが言うには、こういう店を「カラオケスナック」というらしい。なるほど。で、扉を開けて、「食事だけでもいいですか?」と尋ねると、「ご飯がないんですが。」・・・・うーん。これで挫けてはイカンとばかりに壁のメニューを見ながら「焼きそばはいんですか?」と尋ねれば「ああ、焼きそばなら」ということでやっと店内の人に。
 ちょっと大バコで、天井高も高く、右奥にはステージ(しばらく使っていない)まであって、壁にはクリスマスツリー用のイルミレーションライト(昼間は流石に点けていない)があしらわれている。窓際のソファ席に腰掛けると、これはなかなかふかふかで、座り心地がよい。最初は暗くて分からなかったが、店の奥には先客が4〜5人いるようであり、更によく見ると、みなさん私の2倍以上は人生を生きて来られたとみられる可成りのご年輩のようで。で、テーブルの上にはてんこ盛りの天ぷらと麦酒である。じいさんもばあさんもいて、おそらく、毎日ここではこのような光景が繰り広げられているのであろう。オーバーカロリー気味かと思われるが、健康の秘訣なのかもしれない。
 しばらくして、奥の厨房から焼きそばを炒める音が聞こえてくる。そして、まもなく店のおばちゃん(おばあちゃん)が料理を運んできて、「ごめんね。そばが2人分しかなかったんで、1人は焼きうどんになりますが」と。これで驚いたり、間違えても怒ったりしてはいけない。すかさずエレベータマニアが「僕がうどんをもらいます。」。食べてみると、昔、週末の昼ご飯の定番だった、3玉入り198円の粉末ソース付き袋入り焼きそばにたっぷり野菜が入ったもの、といった感じ。調理も想像していたよりも手際よく、ボリュームもなかなか。
 でも、こういうお店に出入りするようになるまでには少なくとも30〜40年は早いかと、未熟さを感じた次第。
【行き方】 阪神尼崎駅から五号橋線を南下。あましん本店を過ぎた信号を右折。その先左側。
 
H16.10.1 餃子の王将 尼センデパート店 神田中通1 焼きめし、焼きそば、餃子2/3 820 ★★☆
 1週間ほど前に開店したらしい。以前のニューミュンヘンの跡である。行ってみると満席である。みんなどこで情報を得てきているのだろう。このHPではないのは間違いない。
 満席ではあるが、3分もしないうちに席が空く。何を頼むか、セットメニューは・・・というと、新店ということもあって2種類しか用意されていない。すなわち、ラーメンと焼きめしor天津飯で680円のセットか、酢豚と鶏唐揚げと冷や奴とご飯で714円というセットで、いずれにも食指が動かなかったので、単品でセレクト。エレベータマニアと長州藩士は、「王将の焼きめしって旨いですよね。一番じゃないっすか。」と。あんまりそういうことを言っていたら信用をなくすのかもしれないが、私もそう思う。でも、焼きそばは油べちょべちょで、途中から気分が悪くなってきた。餃子はいつもと変わらぬ味。
 駐車場はない。5〜6人掛けテーブル席が8か所くらいとあとはカウンター席になる。オープン1週間なのに、既に床はヌルヌルになりつつある。これが王将の標準仕様だから、今更驚くことでもないが。驚くべきは、ここから50メートルくらいしか離れていない阪神尼崎店がまだ営業を続けており、結構流行っているということかな。こんなに接近して餃子の王将があるのはここくらいじゃないかしら。
【行き方】 尼崎センター(尼セン)1階、北西角。
 
H16.9.21 EVER GREEN(エバーグリーン) 神田南通1 日替わりセット(鮭のホイル焼き) 680 ★★☆
 またまたtomoさんのご紹介である。

 「ここも野菜たっぷりめの定食(栄養バランスいいですよ)が食べられます。(食後のコーヒーつき)
ゆっくりできるので窓際の席が気に入ってます。(下を見下ろしながら食べるのハマりますよ)」

とのことだったが、やはりと言うか、北向きとはいえかなり大きめの窓の際の席は人気らしく、既に先客に押さえられ済み。日替わりは2種類あったようだが、我々が訪ねた時間帯(と言っても12時20分過ぎだが)には、標記の鮭しかないとのことだった。
 おばちゃんが一人で切り盛りしているので、大丈夫かなあ、間に合うかなあ(阪神尼崎12時48分発の梅田行き急行がタイムリミット)と思っていたが、思ったよりも早く、前菜、ということでもないんだろうけど小鉢に入ったおかずが3種、いや4種だったか、と、ご飯が供され、続いてホイル焼きも登場と相成り、更にみそ汁、食後にはコーヒーまで付いて、確かに野菜たっぷりめであり、お値段も手頃で、胃と懐にやさしいランチであった。この手のヘルシー系は長州藩士の好むところで、値段設定も彼好み。ワタシ的には、あと一息洗練さがあればなあ、というところであるが、彼はもう少し高評価をしていた。
 で、食事は例によって5分で完食。その後ゆっくりコーヒーを啜り、一人ずつ会計を済ませ、駅までちんたら歩いていって、件の急行にちょうど乗れるというタイミングの良さであった。でも、これ以上遠くは、よお行かん。
【行き方】 阪神尼崎駅から線路沿い北側の道を出屋敷方面へ。倉持戎神社の前で、線路沿いにカーブせずに、そのまままっすぐ西へ歩いて、四つ角を過ぎた先の左手、酒屋の手前の2階。
 
H16.9.17 社員食堂 北城内 ミックスフライ、ライス(中) ★★★★
 昼時が少々前倒しになっているらしく、12時20分ともなると日替わりのメニューはいずれも品切れ。ミックスフライは、そういうときの出荷調整用に用意される料理だと思うが、これと、あとはカレーライスと麺類以外はノット・アヴェイラブルである。ライスは大中小が同じ値段で選べる。
 ミックスフライは、多分そういう位置づけなので、揚げたてではないが、揚げてからそれほど時間も経っていないようである。その味わいは、食事の原点を感じさせる。どこらへんが、とは突っ込まないように。食べ残し削減運動中とのことで、大変良いことである。社員食堂だから下膳はセルフサービス。使った食器は軽くゆすいでからシンクへ。食べたものを自分で片づけるという、非常に大切なことを、日々ランチを食べ歩いているとついつい忘れがちになる。こういう一連の作用があって、我々は食事にありつけるのである。有り難いことである。その分、代金に含まれているのではあるが、そういう問題ではない。外食と調理済み食品ばかりでは、こういう意識がどんどん薄れていってしまうような気がする。
 食べることとはどういうことか。傲りかけたら基本に立ち戻り、省みることが肝要と心得た。
【行き方】 尼崎車庫内
 
H16.9.15 喜祥庵 東難波町5 天ぷら皿うどん 1000 ★★★☆
 先日、読者のTomoさんからメールをいただいた。一部伏せ字でご紹介しよう。
阪神尼崎勤務暦●年目の●歳女性です。
「尼崎でランチ」楽しく拝見させていただきました。
私の勧めのお店が抜けているようでしたのでご紹介します。

「喜祥庵」  電話0664888072

純手打ちうどんのお店です。場所は2号線から五号橋線に伊丹方面に入ってすぐの角を左に曲がったところです。
角に有名なうどんのチェーン店がありますが、そのちょうど裏側です。

ボリューム、味とも申し分ないと思います。

行かれた折りには是非、4つ☆くださいね(^^)
 ということで、実のところ阪神尼崎駅の北側は、国道2号線に面した店までで打ち止めにしようと思っていたところではあったが、ファンの声を無視するのは性に合わないので、早速訪ねた次第。ところが、訪ねて戻ってくると、同じ方から再度メッセージが・・・。
こんにちは!

よくよく読んでみると、尼崎にいられるお時間が少々少ないのですね。
このおうどん屋さんは少々待たすのです。
作り方にもこだわりがあるようで・・・。

そこで提案ですが、お電話をして、作っていただいたら到着後、すぐに食べられると思います。

メニューは普通のおうどん屋さんとさほど変わりないので・・・。

私ははじめていった時、昼の時間をずらしていったにもかかわらず、お客さんはあまりいなかったのですが、20分ぐらい待たされました。 普段はここまでかからないと思うのですが、暇が故に余計にこだわってつくってくれたみたいです(汗)

ですので、「○時○分頃着きますので・・・」とご一報していただいた方が焦らずに食べられると思います。

ほんとに美味しいので是非行ってくださいね!
 タッチの差で手遅れで。それはともかく、報告を。
 尼センのミュンヘンの跡地に餃子の王将ができるらしく、その内装工事を見に行ったり寄り道をしながら店に向かう。店内は、4人がけの小上がり席が計8席、あとはカウンターに7〜8席といったところか。店の入り口に近いカウンターの端の3席が空いていたのでそこに掛ける。メニューを見ると全体に高めで、冷たいうどんなら大体800円台以上する。サラダうどんを所望すると「ない。」とのことで、おばちゃんが「天ぷら皿うどんがよく出ますけど。」とオファーしてくれたのを受けてそれを注文。エレベータマニアは天ぷらうどん、長州藩士は鍋焼きうどんを注文した。
 カウンター席は、これがまた、えらいこと厨房が丸見えで、隠し事一切なしなのである意味安心であり、おっちゃんがせっせと黙々と立ち働いているので全然退屈するということがない。それは良いが、Tomoさんが仰るとおり、随分とサーブまでの時間が掛かる。12時35分になってもまだ食事にありつけていなかった。まず、私以外の二人の料理が供されたが、ぐらぐらと煮えたぎる鉄鍋は、今日の厳しい残暑の日差しに何とも相応しいとしか言いようがない。長州藩士に至っては、鉄鍋から直接食べている。いくら時間がないからと言っても、そいつぁ、ちょいと乱暴ぢゃないかのぉ。私は冷たい、といっても温いに近いものがあったが、ちっとも熱くはないので、持ち時間5分なかったと思うが楽勝である。ここのうどんは、間違いなくおっちゃんが店先で打った手打ちであるが、うどんではなく、きしめんにかなり近い形状を呈している。ただ、厳密にはきしめんとも異なり、独自の麺文化を築いていると言っても過言ではない。これが、もちもちのむちむちとは言わないが、割と歯ごたえもあり、物珍しさもあるが、これまた独自の食感を演出してくれる。わがままというか希望を言わせてもらえば、もっともちもちのむちむちで、更に氷水でギンギンに締めてくれてあれば言うことはない。
 で、「天ぷら」である。揚げ置きなんぞはもちろんしない。注文を受けてから、せっせと揚げてくれる。茄子に玉葱に南瓜に紫蘇に海老まで載っているのだが、これがなかなか旨い。えらいのは、うどんの上にこれらの天ぷらがどかんと載せられ、その上からだしを掛けるように指示されるのだが、うどんの上に載せられようが、だしが掛けられようが、カリ・フワ・サク感が保持されているのである。そして、更に山菜や海苔、葱に玉子焼きまでがトッピングされて、これで1000円ポッキリとは、恐れ入りました。OLの姿も多く(っていうほどの席数があるわけぢゃないが)、引きも切らずに店の暖簾をくぐる人があり、昼時は間違いなくフル回転している。もうちょっと早く出してくれたらいいのにな。そうすれば、エレベータマニアもうどん2本を食べ残すことなく店を後に出来ただろうし、長州藩士も口腔内を火傷して、治療のために尼崎駅改札横のoven ovenでチョコソフトを買って、電車の中でペロペロすることにはならなかっただろうと。
 ひとまず、Tomoさんへ。いろいろと有り難うございました。
【行き方】 阪神尼崎駅北西、国道2号線十間交差点上ル一筋目西入ルすぐ右側。
 
H16.9.10 阪神そば 神田中通1 おろしそば 430 ★★★
 駅構内の立ち食いそば。店の外に面して置かれた2台の食券販売機で券を求めてカウンターのあいたところに身を滑り込ませる。カウンターの中にはおっちゃんとおばちゃんと計4人いて、もたもたしているようにも見えるが、結果からいえば、かなり待たされたとはいえ、430円できっちりと冷水でしめられ、歯ごたえものどごしも良い細切りのそばを使ったおろしそばが食べられたのだから、何にも文句はない。いつの間に駅そばのレヴェルがここまで上がってきていたのか、それとも局地的にここだけの話なのか、はたまた、夏季限定のおろしそばがうまいだけなのか、真相は闇の中であるが、法学修士のざるそば大500円には、ざるそばでしか無いはずなのに、横にハーフかきあげ天ぷらが添えられているなど心憎い演出があるし、エレベータマニアと長州藩士が頼んだ海老天定食500円も、これを500円で食べさせる店はそうそうないと思われるくらいコストパフォーマンスが高いことからして、多分、この店ががんばっているんだと思う。
 がんばれ、阪神そば!
【行き方】 阪神尼崎駅改札内右側
 
H16.9.7 喫茶スヰング 開明町1 ビーフカレー 600 ★★
 おばちゃんとおばあちゃんの間くらいの方が一人で店を切り盛り。今日は台風の影響で看板が倒れたとかで、店の中にしまわれていた。意外に早くカレーも焼きめしも供され、焼きめしはちゃんと玉葱を刻んで一から作っていたし、料理的には中の中くらいかな。雰囲気は店の奥半分の照明が消えていたりしてちょっと暗い。
【行き方】 阪神尼崎駅南側、ヤマザキデイリーストアの右側の筋を南下。信号も渡って、その先の左側。
 
H16.8.31 珈琲 獨木舟(まるきぶね) 御園町 アイスコーヒー 450 ★★★☆
 隠れた名店。場所的に余りに目立たない。でも駅まで1分かからない。アイスコーヒーもホットコーヒーも丁寧にだしていると感じる。何が良いかと言えば、水がうまい。エレベータマニアが「コーヒーの味は水で決まると思うんです。」と。店内は、古いが大切に使われ、清潔感も心地よい。いい店を見つけたと久しぶりに思った。
【行き方】 阪神尼崎駅南側左手、土井ビルディング手前の小径を南に下がるとすぐ右側。
 
H16.8.31 ふじ川 御園町 田舎定食 700 ★★★
 めざし3匹、ブロッコリーのマヨネーズ和え、胡瓜と茄子の漬物、稲荷寿司(お代わり自由)、にゅうめん。今日はご飯が稲荷寿司なので稲荷寿司がお変わり自由である。見ると、カウンターの横でおばちゃんがせっせとご飯をあげに詰めて稲荷寿司を作っている最中。大降りの稲荷寿司が3つも載っていて、これだけでも結構満腹だが、ついつい勧めに乗ってもう1ついただいてしまった。ほかの料理もまあまあ。ブロッコリーが美味しかったかな。おばちゃんの温かさに触れられる良い店だと思う。阪神尼崎駅の南側にはこういう店が多いのか(といっても2軒だけだが)。法学修士は「いやあ、この店、評価低いっすよ。」と。ものの割に高いというのである。確かに、彼は漬け物を食べないし、今、改めて食べたものを見てみるとわからないでもないが、このときはかなり満たされた気持ちで店を後にしたことは間違いない事実である。
 そうそう、過去にご登場いただいたこともあるサスペンダーさんのお薦めの店でもある。
【行き方】 阪神尼崎駅南側、ヤマザキデイリーストアの右側の筋を南下。すぐの四つ辻を左折、その先左側。
 
H16.8.25 お好み焼 ひまわり 開明町1 焼きそば(豚) 450 ★★☆
 そろそろ阪神尼崎駅周辺の店も行き尽くしたかなとおもって、駅の南側をクロールしていたら見つけてしまった。お好み焼き屋は我々にとって鬼門だが、駅から2分とかからない立地であるから、行かねばなるまい。
 店には先客が2名。カウンターに掛け、「なにが早いですか」と聞けば「焼きそば」とのことなので、昨日と全く同じだけども豚の焼きそばを注文。注文を受けてからせっせとおばちゃん二人で作り始めたのだが、どうしてなかなか素早い。この調子ならお好み焼きでも良かったかなと思う。隣で食べていたのがお好み焼きだったのだが、どう見ても美味しそうなのである。うーん、昼休みには来にくいので、いずれ夜に訪ねてお好み焼きを堪能したいと思う。評価が低めなのは、お好み焼きを食べられなかったから、ということだと思う。
【行き方】 阪神尼崎駅南側、ヤマザキデイリーストアの右側の筋を南下。すぐの四つ辻を左折、その先右側。
 
H16.8.24 お好み焼 伍平 神田中通3 焼きそば(豚) 600 ★★☆
 お好み焼き屋が鬼門なのは、長らくご愛読いただいている読者様には了知のことと存じるが、わかりやすく言うと、流行っていないお好み焼き屋においては、キャベツさえ刻んでおらず、注文を受けて冷蔵庫からキャベツを取り出しているようでは、食べられるまでにどれだけ時間が掛かるかは火を見るより明らかであらう。そういう意味である。
 今日も、大変デンジャラスな香りが漂っていた。戸を開けてみると、店の親父は所在なげに空を見つめていた、訳ではなかろうが、まあ、平たく言えば、ぼやんとしていた。客(我々)を見るなり、即立ち上がったから、まあ、まだ大丈夫だろう(何が?)。お冷やが供され、「何が早くできますか」と問えば「焼きそば」とのことだったので、鸚鵡返しに「焼きそば」と注文。法学修士は「焼きそば大盛り」。ところが、長州藩士が「お造り定食は時間掛かりますか?」と問えば、「すぐできます。」、エレベータマニアが「カレーライスは時間掛かりますか?」と尋ねれば「いや、すぐできます。」と。どういうことかなと不思議な気持ちでサーブされる時を待てば、最初にお造り定食が、次にカレーライスが供されたりして、じゃあ、最初の「焼きそば」は何なの?と。法学修士は不満げであった。
 で、料理である。調理用の鉄板が調理かすまみれだったり、床がべとべとだったり、各テーブルの冷水ポットが綺麗に洗えていなかったり、後ろにもたれると服が汚れたりするが、焼きそばは中の上、いや上の下、いや、中の上の上くらいかな、なかなか旨いのである。法学修士の海老焼きそば大盛りは、結果的には1000円という高級メニューとなったのだが、これも旨かったと言うし、エレベータマニアのカレーライスも、別でグリルされた烏賊と海老がトッピングされ、サラダのキャベツとレタスが変色していたのは愛嬌では済まされないレベルであったが、カレーライス自体に罪はないようであった。長州藩士のお造り定食については、「お造り」部分だけ取り上げれば美味しかったようであり、しかし、山芋短冊が変色気味であり、みそ汁とも澄ましとも付かない椀物は、どうやら彼の口には合わなかったようである。
 夏休みともあって、家族連れ(おかん+じゃり2)の先客があったりして、間違えても「おわった」店ではない。焼きそばも美味しいよ。けど、このまま行くと、いずれ終わってしまう時が来るんじゃないかなという余計な心配を、今日、僕がしていたことを、ここに書きとどめておきたいと思う。リカバリーを期す。
【行き方】 尼崎戎神社本殿北向かい
 
H16.8.23 (阪神尼崎駅構内喫茶) 神田中通1 野菜たっぷりカレー 550 ★★☆
 法学修士が「12時40分には席に戻っておきたいので、別行動します。」という寂しいことをいうもんだから、そういうことなら、ちゃんと40分までに戻って来られる店に行こうと、訪ねたのが、うーん店の名前はなんだろう?見もしていない。追って確認して書き換えます。
 店の前には「野菜たっぷりカレー」の専用看板まで立っているから、看板メニューで、さぞかし売れ筋かと思いきや、注文するなりレトルトの袋を取り出し、鍋に空けて温め始めたから、どうも予想とはちょっと違うみたいである。でも、オリジナルなのかな、確かに野菜がペースト状にふんだんに含まれたカレーであり、惜しむらくは「コク」が少し足りないと思うのだが、別調理でトッピングされる馬鈴薯も人参も丁寧な仕事が感じられ、「カレー、駅構内、550円」という文字列から想像可能なレヴェルは超えていると思う。おばちゃんたち、いやもとい、お姉さんたちの働きぶりもきびきびとしていて気持ちがよい。もうちょっと流行ってもイイかなと思う。
【行き方】 阪神尼崎駅改札を入って左側。
 
H16.8.20 なか卯 尼崎昭和通店 東難波町5 ビーフカレー 並 390 ★★
 オペレーションの効率化を進めるためか、我々が席に着き、冷たい茶を供し、食券をもぎっていっても「いらっしゃいませ」の言葉がない。属人的な問題のような気もするが。すでになか卯は牛丼屋の様相は呈しておらず、夏休みともあって小学生の子供を含む家族連れなんかも来ていて、一昔前の牛丼屋の殺伐感は完全に払拭されている。それはさておき、なぜビーフカレー? 一番はずれがなさそうだし、値段も手ごろだから。それは僕がチョイスした理由のつもりだったが、よくよく考えれば、店側としても同じような考えなんだろうと推察される。そして、期待通り、無難な味わいで、それなりに満足したが、豚丼の法学修士、親子丼の長州藩士も、だいたい似たような感想。一人、すだちおろしうどんを食べたエレベータマニア。いつも我々は、店の中では感想を言わないのだが(店を出た瞬間から喧々囂々の論評が始まる。始まらないこともちょくちょくある。)、食べながら、「これは、僕がこれまでの人生で食べてきたうどんの中で一番まずいです。」。そして、食べ終わり、「マジで残そうかと真剣に悩みました。」と。うーん、随分悩んだけど、同じものを頼まなくて本当によかった。エレベータマニアよ、あれはなか卯の看板にある「京風うどん」なんだと思う。京都うどん(そもそもそんなもんないが)ではない「京風」、すなわち作り手が「京風ってこんなんかなあ」とイマジネーションを膨らませての料理であるから、それがあなたの口に合わなかったということなんだと思う。あれはああいう料理なんだろう。いや、僕は食べないけど。
【行き方】 阪神尼崎駅北側の公園を左斜めへ突っ切り、信号を斜め右手へとり、国道2号線に出たら、信号を渡って左側角。
 
H16.8.9 くらも 神田北通3 玉子焼定食 500 ★★
 店の前にランチメニュー2品を書いたボードが立てかけられている、曰く、「スタミナもりもり焼肉定食800円」と「玉子焼定食500円」である。店にはいると先客はなく、4人でゆったり座って、私は玉子焼定食、法学修士と長州藩士はカレーライス600円、エレベータマニアは焼肉定食を注文。ところが、店の入り口に看板が出ているのに「焼肉は切らせています。」って、おいおい。エレベータマニアは若いから、こういうときにあからさまに不満げな顔をするが、仕方ない。私も人のことはいえないし。
 で、結局エレベータマニアも玉子焼定食を注文。当然ながら注文を受けてからの調理であり、出てきたものは、その名の通りの玉子焼きと生野菜サラダ、ライスとみそ汁という、非常にシンプルというか、日頃の食事に比べると清貧の香り漂う内容であった。しかし、まあ、500円だと思えば満足のいく内容とも言える。エレベータマニアも会計を済ませてから、「あれで500円なら、まずまずですね。」と言っていた。
 一方のカレーライス600円チーム。どうしてカレーライスを頼んだのかなあと思っていたら、これまた店の入り口のショーケースに飾ってあった「カレーライス」が、見た目どうみてもグリーンカレーと思しき代物に唐揚げと思しき物体が載っている一品だったから頼んだというのだが、実際に出てきたのは「ボ○カレー」をご飯に掛けただけ、トッピングの唐揚げはどこ〜?という体たらくだったらしい(隣のテーブルなのに、全然見てない。)。それは羊頭狗肉だな。それはさておき、白ご飯がもひとつ美味しくない。
 最後に。店を出てから気が付いた。今日で「尼崎でランチ」100軒目であった。あーーーっ、もっと思い出に残る店に行きたかったなああ。
【行き方】 尼崎中央3番街の中程の四つ辻を北へ。すぐの右側。
 
H16.7.28 ぼんち 開明町1 冷麺 700 ★★
 ふつうの冷麺。昔、よく、夏に家で食べたあの冷麺である。ちょっと違うのは、上に載っているのがスクランブルエッグ(笑)ということくらいかな。胡瓜も焼豚もトマトもちゃんと載っているし、芥子もついている。
【行き方】 阪神尼崎駅から、ヤマザキデイリーストアの右手をまっすぐ南下した左側。
 
H16.7.27 大貫支店 神田北通3 冷しじゃーじゃー麺 700 ★★★☆
 旨い! と言っても、冷しじゃーじゃー麺に限っての話しかできないが。700円という値段もまずまず。サーブの早さ、メニューを選ぶ楽しみ、全体的にお財布に優しい値付け、順番が逆だが、どれもなかなか。ただ、私以外の3名は、★1つ少な目の評価。冷麺900円はちょっと高いかなという気がする。冷しじゃーじゃー麺には、ラーメンのスープを注いだだけだろうと思われるスープが付く。これもなかなか美味しく感じた。本店とは随分勝手も印象も異なることとなった。
【行き方】 尼崎中央3番街の中程の四つ辻を北へ。すぐの左側。
 
H16.7.23 ENDO 御園町 アイスコーヒー 380 ★★★
 昔、駅前に喫茶店は付き物であった。今、世の中はカフェやス○バばかりが増え、味のある喫茶店が減ってしまったような気がする。いや、よく考えたら、気がするだけで、相対的に少なくなっているだけで、絶対数は減っていないのかも知れない。気が付きにくくなっているのかも知れない。ENDOは、どこか懐かしい雰囲気を湛えた喫茶店である。若干の軽食メニューもあるから、また改めて訪ねるかもしれない。いや、行かないといけませんね、本HPの趣旨からして。トホホホホ・・・
 店の雰囲気、飾り気のない、合理的かつシンプルな店内、昼下がりのアンニュイな空気、どれをとっても心地よいが、駅前喫茶たる所以は、「窓から駅、列車が見える。」であろう。列車を待つ為のひとときを過ごすべき駅前喫茶として、これが、絶対必要条件である。そして、乗るべき列車が定められてしまっている我々にとっては限りなく落ち着く所以ともなる。これはいい店だなあ。アイスコーヒーのグラスも素敵である。
H16.10.22 ENDO 御園町 チキンライス 600 ★★
 ちょっと足を伸ばしてお好み焼きを食べに行こうと思っていたのだが、寄り道をしていたら時間がなくなってしまい、慌てて駅前に戻ってENDOに飛び込んだ。今まで知らなかったのだが、ENDOは、片仮名では「エンドオ」と表記するらしい。
 席について「何が早くできますか。」と問うと、「3人で同じピラフを頼んでいただくのが早い。」とのことだったので、3人でチキンピラフを注文。店に入ったのはちょうど12時半で、ピラフが供されたのは40分過ぎ。乗るべき電車は48分発。でも大丈夫。3人とも食べ終わるのに3分と掛からないから。それでいて、宿酔のエレベータマニアは「今日はゆっくり食べました。」。長州藩士も「本気の時は、皿持ちますから。」と宣う。一番で食べていい気分になっていた僕の立場はないな。
 あっ、そうそう、チキンライスは、ちょっとべちゃべちゃしてて・・・。ここはお茶を飲むだけのほうがいいかも。食事をしている人も多いけど。
【行き方】 阪神尼崎駅を南にでて正面左側。木立の陰。
 
H16.7.23 竹庵寿司 神田中通2 にぎり定食 997 ★★★
 ショッピングセンターの中のカウンター寿司。竹庵寿司は、駅から西に行った高架下にも店がある。それの出店である。
 これが尼センで訪ねていなかった最後の1店となる。「暑いから尼センへ」という法学修士の情けない一言で訪ねてみたものの、5人で押し掛けて座れるもんか思っていた。ところが、日頃の行いか、5人1列に並んで座れる席が空いていたりする。びっくりである。
 常識的なリーマンの財布からすれば、ちらし840円かにぎり997円がお手頃である。もちろん、鱧や鰻など、旬の味を握ってもらうことも可である。というか、それが寿司屋だし。で、4人はにぎり、1人はちらしを頼んだんだが、頼んでから一つずつ握って呉れる。二つずつは握れないか。目の前で寿司桶に次々と作品が握られていく。エレベータマニアは、入社2年目にもかかわらず結構いろいろ食べている信頼すべき舌の持ち主だが、烏賊が苦手である。先日の双葉寿司では、私が烏賊のお零れに与ったが、今日は、「烏賊は差し上げます。」てな会話を隣りの誰だったかと話していたんだろう。それを耳に挟んだ店の兄さんが「烏賊を抜きましょか」と絶妙のオファー。エレベータマニアは「お願いします。」と言って、その目は感動に潤んでいた。それは言い過ぎ。
 感想。目の前で握りたてというのがよい気分だが、ネタが厚めなのが嬉しくなる。それに、よくはやっているからだろうが、ネタが新鮮である。となりのおっちゃんが上にぎり2500円を頼んでいたが、今度はあれに挑戦してみようか、という気分にさせられる。エレベータマニアは、烏賊が海老(これもなかなか旨い。)に化けていたく感動。そうそう、もちろん赤出汁も付いている。どこにも何も書いていないけど。
【行き方】 阪神尼崎駅改札をでて正面、尼セン内。
 
H16.7.21 喫茶ポッポ 御園町 日替わりランチ 750 ★★☆
 コストパフォーマンス良好。本日の日替わりはカレイの唐揚げであった。エレベータマニアは一刻でも早く食べようと「カレーライス」を所望するが、「切らせている。」とのつれない返事。カレイはあってもカレーはないようだ。日替わりは、カレイの唐揚げにゴーヤーチャンプル(まずまず)、なます(まずまず)に南瓜(これが南瓜嫌いでも食べられる美味しさ)、馬鈴薯の炊いたん。キューちゃんに大盛りのご飯にみそ汁、林檎という内容。おなかいっぱいになるのはなるが、ちょっとご飯の量に比べておかずの量が少ないとの指摘もある。食べ方が悪いのではという気もする。なお、5人で押し掛けて、全員そろって「日替わり」というと、コンロとフライパンの制限から、カレイの唐揚げは2人前ずつしかできないので、最後の一人が食事にありつけるまでに少々時間がかかることに注意を要する。
【行き方】 阪神尼崎駅を南にでて右へ。駅前広場の尽きるところを左へ曲がって、最初の交差点左側手前。
 
H16.7.20 双葉寿司 本店 神田北通2 にぎり定食 750 ★★☆
 コストパフォーマンス最高。この値段で赤出汁付き。巻き寿司でボリュームアップを図っているかと思いきや、ちゃんと海鮮巻きになっているし。以前は昼の営業をしていなかったように思うが、最近は開いているようだ。ランチの営業をしていることを知られていないのか、お客さんが異様に少ないが、その分、我々はすぐに食事にありつけるのでありがたい。
【行き方】 中央3番街の1本北側の通り(神田新道?)沿い
 
H16.7.16 <喫茶アイランド 神田中通3 ホタテ貝のクリームソーススパゲティ 600 ★★
 商店街の中にあるのだが、1階に間口半間の入り口があるだけで、店は2階になっているので、漫然と商店街を歩いていると通過してしまう。事前にHP(が、何とある!)で店の中の雰囲気を見ておいたので分かっていたが、店の人がサッカー好きと見えて、確かに随所にサッカーの香りがする店となっている。新聞、雑誌、マンガなど、喫茶店必須のアイテムは一通り揃っている。店の中はちょっと薄暗いが、商店街寄りの席は窓から商店街が眺められて、暗い雰囲気はない。
 さて、料理であるが、4人でてんでんばらばらの注文をしたにもかかわらず、また、注文を受けてから料理を始めるにもかかわらず、意外に早くサーブされる。12時35分くらいだったかな。ちっとも早くないか。ホタテ貝のクリームソーススパゲティであるが、文字通りの一品。クリームソースはとろみがあり、ホタテ貝は2つか3つ、ちゃんと載っかっていた。僕が作ったみたいな、言っちゃ悪いがレシピに依らない適当な料理という印象。極めて普通の、家庭の、男の味と思う。うまく言えないなあ。
 喫茶アイランドのマスターのHP…店のことはあんまり載っていません。
【行き方】 中央3番街、中央4番街寄り、線路側。
 
H16.7.14 かよ 西本町2 トンカツ定食 650 ★★★
 大衆食堂である。おばちゃんとおばあちゃんの間くらいの方が2名で切り盛りされている。トンカツ定食、カツカレーなどのレギュラーメニューに加え、日替わりの定食も3種類ほど用意されている。今日のイチオシは「とうがんみんち」(原文ママ)である。この「とうがんみんち」の定食も650円。定食は、メインのおかずに、具沢山のみそ汁、丼にぎっちりのご飯、小鉢として小芋の炊いたの(これがまた旨い!)、漬け物(多分、自家製)、柴漬け(蒟蒻?)という内容。お茶は緑茶(温・冷)とトウモロコシ茶(冷)が用意され、各自で好みのものを入れるようになっている。このトウモロコシ茶が結構美味しくて、ついつい飲んでしまう。どんぶり飯で万が一足りないようなら、ご飯のお代わりにも応じてくれる。というか、おばちゃんから「足りる?」と尋ねてきてくれる。店は、近所の年輩の方々の食事どころの役割を果たしているようで、といっても10席強しかないのだが、ぼちぼちとお客がやってくる。
 さて、トンカツであるが、注文を受けてから、肉を叩いて、衣を付けて、揚げ始めるので、当然に揚げたてが供される。やっぱり、何と言っても、これが一番である。付け合わせはレタスとトマト。好みでマヨネーズをかけるだけ。トンカツには好みでレモン汁を掛けることも可能だが、ほかにはソースがあるだけ。終始、至ってシンプルである。店は、ちっとも新しくないし、快適というのとも違うし、でもいい店だなあ。エレベータマニア(とうがんみんちをセレクト)も、割と満足していたようだが、法学修士(カツカレー900円)と長州藩士(とうがん)の評価が芳しくなかった。曰く料理もこれといって何も感じなかったし、と。人それぞれ、感じ方もそれぞれというのが、やっぱり面白いし、多分、そういうふうに評価が分かれるのが普通なんだと思う。全員一致して高評価というのは稀で、それは確かにすごいと思うもののほとんど例がな。一方で全員一致して酷評というのは、まあ、多分、間違いなくよっぽどの店なんだと思う。
【行き方】 阪神尼崎駅を南に出て、正面のヤマザキデイリーストアの右手の道を南下。そろそろ阪神高速にぶつかりそう、というところまでいくちょっと手前の左側。
 
H16.7.6 にちりん 神田中通3 すきやき風牛焼肉のパスタ 800 ★★
 800円でサラダとコーンスープが付いてくるのは感心するが、如何せんメインの料理の出てくるのが遅い。今日頼んだすきやき・・・パスタは、正直もう一つであった。6月16日だったかにリニューアルオープンしたところなのだが、どうもオペレーションが巧く回っていないような気がする。多分、この間まで「ラ・セーヌ」と称していた店と同じ場所のはずだ−と思って、このページでもそういう記載をしていたところ、
件名「尼崎でランチ」
「尼崎でランチ」をいつも楽しみに拝見しております。
7月6日の「にちりん」を「ラ・セーヌ」と同じと記載されていますが、別の店ではないでしょうか?タウンページで番地を調べると、「にちりん」神田中通3-57で、「ラ・セーヌ」神田中通3-55となっています。 近いうちに確かめて、また報告させていただきます。

from せんちゃん(04/07/15 02:23)

というメールをいただいた。いつもご愛読いただきましてありがとうございます。しかし、」うーむ、これはいかん、と思って、翌16日に調べに、というか、食事ついでに見に行ったら、確かにご指摘のとおりであった。すみません。その日の晩には、
件名「Re: 尼崎でランチ」
(前略)
 今日、見てきました。「ラ・セーヌ」は「ドトール」の向かい側。「にちりん」は「めしや丼」の向かい側。「にちりん」の方が東(阪神尼崎に近い)です。両店の間には数軒(数えるのを忘れました)の商店があります。「ラ・セーヌ」はシャッターが下りていましたが、定休日だったのか、閉店してしまったのかは未確認です。(中途半端な調査でごめんなさい。)

せんば(04/07/16 21:18)

 せんばさん、重ね重ね有り難うございます。中途半端はこちらの方でして・・・。やっと7/19になってHP更新しております。
 というような後日談があるのだが、それはさておき、ラ・セーヌに行く前に、なんでにちりんを通り過ぎていたのやら、そればかりが謎である。店の2階は、大型スクリーンを備えた客席となっていて、浜崎あゆみのライブ映像が流れていた。居心地は良いが、1階から料理の届くのが早いはずがなく、注文もなかなか通らないし、急ぐ人は1階に座る方が無難。2階はほったらかしの感が否めない。のんべんだらりとお茶一杯で長居するのなら、2階席は打ってつけである。でも、リニューアルしたての店の綺麗さにくらべると、料理はちょっと期待はずれだったかな。
【行き方】 中央3番街
 
H16.6.18 カラオケ喫茶 赤と黒 御園町 カレーセット 680 ★★☆
 cafe R&Bに入った積もりだったんだが、店のお姉ちゃんに「お食事ですか?」と訊かれて、「はい。」と答えたところ、下へどうぞと案内されたら「カラオケ喫茶 赤と黒」だったという次第。
 「おすすめです。」というランチメニューをネグってカレーセットを頼んだことが災いして、カレーの準備には時間が掛かってしまう。ランチメニューは、どれも結構魅力的だったのだが、昨日、体調を崩して急遽休みを取ったワタシを慮って、めいめい「カレーは体にいいんですよ。」とか優しい言葉を掛けてくれるもんだから、それに応えなきゃと思って意地でカレーに執着したという、まあ、ただそれだけのこと。
 まあ、何にせよ、カレーはカレー。この店で頼むのなら、意地を張らずに各種セットを頼む方がいいのかなと思う。なお、カレーだとこの値段で食後のドリンクまで付いているが、ランチだと、30円安いが、食後のドリンクは付いていない、ということを申し添えておく。
【行き方】 阪神尼崎駅南側面する。
 
H16.6.9 尼崎食堂 神田中通3 にんにくの芽炒め(鶏唐に載ってる。)、白身魚フライ、豚しゃぶサラダ、ごはん(大) 580 ★★★
 コストパフォーマンス高く、店内は明るく、クリーンリネスにも問題なし。オペレーションも滑らかで、高評価とした。選ぶ楽しみがあり、値段相応で味も平均的以上と思う。気持ちの良い店だと思う。
【行き方】 中央三番街(ちょうどまんなか)。KFCの2階
 
H16.6.7 ケンタッキーフライドチキン 阪神尼崎店 神田中通3 和風チキンカツサンド、アイスコーヒーS 503 ★★
 和風、というのは甘いことなのか?! 正直、もひとつやね。ところで、みなさんは、KFCのチキンは(1)骨付きタイプ(どっちも骨はあるが)、(2)固まりタイプ、のどちらが好きですか。(1)エレベータマニア、防府の映画マニア、(2)小ネタ王、法学修士、私、という結果になった。どうでもいいか。
【行き方】 中央三番街(ちょうどまんなか)
 
H16.6.7 都そば ?店 神田中通3 ざるそば 320 ★★
 メニューを増やしすぎと思う。冷たいうどんやそば、冷麺なんかを供するオペレーションは、どうも無理があるんじゃないかしら。熱いうどん・そばなら、15秒(防府の映画マニア談)で供されるのに、冷麺は、最初に注文しても、みんなが食べ終わることにやっと出てくる始末。おばちゃんの物覚えの悪さも秀逸。「一応、ざるそば食べました。」という感想がしっくりくる、としか表現のしようがない。
【行き方】 中央三番街(道を隔てて東側は中央一番街)
 
H16.6.4 サンマルクカフェ尼崎神田中通店 神田中通3 クールブラック 179 ★★★
 クールブラック179円である。何ですかと問うと、アイスコーヒーのコーヒーフレッシュ&ガムシロップなしのことだという。おーっ、そりゃ合理的だ。ということでクールブラックを注文。中央三番街の果てにあり、穴場なのか、えらい空いていた。クールブラックに感動したので、その点数だな、こりゃ。
【行き方】 中央三番街(道を隔てて西側は中央四番街)
 
H16.6.4 わかな 神田中通3 かきあげ丼・ざるうどんセット、半熟卵の天ぷら 493 ★★☆
 流行のセルフ式うどん店。広めの店内、明るい内装、選ぶ楽しさを演出するカフェテリア形式の採用など、悪く言えば個性のない店である。値段が安い割に、それなりのものを食べられるし、いろんなものの中から選んで食べたという「つまみ食いの愉楽」を味わえるから、それなりに流行っているし、なんだか否定的なトーンが溢れているが、その実、私も嫌いじゃない。なんで好きだと言わないのか。昨日買ったうまひゃひゃさぬきうどんが尾を引いているのか。違うな。この店と競って、いっちゃったはなまるうどんの無料券をふいにしてしまったからだな。
 小ネタ王が言っていたが、昨年の阪神タイガース優勝騒ぎの時には、ここが一つのギャザリング・スポットになってたらしく、テレビの中継も入っていたようだ。余所のサイトを見てても、確かにそう書いてある。そういうことでも有名な店である。
【行き方】 中央三番街
 
H16.5.31 ラ・セーヌ 神田中通3 ランチ(とんかつ) 800 ★★☆
 値頃感がないのが残念なところ。ドリンク付きでこの値段か、ドリンクなしなら150円〜200円くらい安く設定してくれたら、大分と評価が違ってくるんだけどなあ。極めて普通の喫茶店である。店内左側奥のテーブルの形が変わっていることを書きとどめておく。
【行き方】 中央三番街
 
H16.5.25 くるくる丸 磯寿司 神田中通3 つぶ貝、うなぎ、あぶりトロサーモン、カツオのたたき、生げそ、琉球スギ 750 ★★☆
 あぶりトロサーモンがちょっと美味しかった。生げそもよかったかな。琉球すぎ、ってこういうものなのか、そもそも知らないものだから、コメントもできない。驚き、感動するようなものではなかったことは、伝わったかな。1皿120円と書いてあるのに、会計したら6皿で750円。この点ばかりは、いただけない。まあ、いずれ改められるのだろうけど。
【行き方】 中央三番街
 
H16.5.18 鮮菜問屋 ゆるり 昭和南通4 A定食(豚のロースカツ) 600 ★★★
 昼なお照明を落とした店内は、落ち着くというよりも、やっぱりちょっと暗いと思う。でも、まあ、どちらかといえば洒落た店なので、客層も、OLの姿も多く見受けられるなど雰囲気に伴っているように思う。店内奥の、座敷になっていたと思うのだが、2か月近くが経ってから更新していないことに気づいて、慌てて思い出してみてるので、違うかも知れない、いや、多分座敷だったが、掘り炬燵になっていたとおもうが、こちらは更に自信がない。さて、A定食600円は、メインのおかずを6種類だったか、もっと多かった様な気もするが、そこから1種類選ぶというもの。B定食は、いくらだったか忘れたけど、このおかずが2種類になる。どちらも、非常にコストパフォーマンスが高い。思ったより料理が出てくるのも早かったし、味も600円ながら、十分満足できるレベルである。雰囲気もいいしね。よくはやってもいる。
【行き方】 阪神尼崎駅側から中央一番街の2本北側の筋を西入ル、だいぶ行った先の左側。
 
H16.5.17 割烹 河童 昭和南通4 とんかつ定食 800 ★★★
 店構えから予想していたよりも店の中が非常に広い。2階には大広間まである。定食の種類も超充実していて、実は、今日はとんかつが食べたいなと思っていて、まさかここにはないだろうと高をくくっていたのに、あったのにはびっくりした。味はまずそこそこだが、ボリュームがすごい。食後にはアイスコーヒーまで付いてくる。お買い得感は満点である。のびのび感も十分過ぎる。
【行き方】 阪神尼崎駅側から中央一番街の2本北側の筋を西入ル左側。
 
H16.5.12 昭和南通4 ランチ(えびマヨ明太子) 600 ★★★
 ランチは全部で5種類。いずれも600円である。更に、セルフサービスではあるが、コーヒーも付いている。この値段とクオリティ(海老の天ぷらも、揚げたてのかりかりふわふわさくさくだったし。)、御飯の大盛りも応じてくれるし。
【行き方】 阪神尼崎駅側から中央一番街の2本北側の筋を西入ル右側2ブロック目。セントラルホテル1階。
 
H16.5.7 100えんれすとらん キッチン・マイン 昭和南通4 チキンカツ・マーボー丼 400 ★★★
 尼崎・ビジネスホテル上野のメインダイニング。というか1軒しかレストランはないんだけど。全品100円というなかなかショッキングな営業形態は、実は随分前からチェックしていたのだが、むやみに探訪エリアを拡げすぎるとあとから苦しむことになるかなと思って、ここまで来ていなかった次第。店の前まで来ると、ボードが出ており、「200円 チキンカツ マーボー丼」とある。全品100円ではないじゃないかとツッコミたくなったが、ぐっと堪えて中に入る。
 先客は結構多い。尼崎では大きい部類に入る中バコであるが、空いてるテーブルはほとんどない。
 入って左側におかずケースが設えられており、そこから好きなものを取っていく。原則として1皿100円だが、一部200円のものもあって、それには「200円」という札が添えられていて親切である。マーボー丼や白飯、うどん(3種。これも100円! ただし、ボリュームは少な目)は、キャッシャーで口頭で注文する。すると、白飯以外はあとから席まで持ってきてくれる。
 人手を極限まで減らした合理的な営業形態で、低価格を実現したことが非常によく分かり、大変好もしい。マーボー丼がちょっと辛目だったり、チキンカツのソースがえらい辛かったりしても、クオリティに比べればやっぱり安いと思う。結局、みんなあれこれ頼んで客単価は500円〜600円くらいになっているように見受けられる。応援したい店の一つである。
【行き方】 阪神尼崎駅側から中央一番街の2本北側の筋を西入ル右側すぐ。
 
H16.4.26 ドトールコーヒーショップ尼崎3番街店 神田中通3 アイスコーヒーS 180 ★★☆
 やっぱりドトールは落ち着く。他の店でもさんざん書いたが、180円のアイスコーヒーであれだけのものを出して呉れたら御の字である。鰻の寝床のような店である。中央商店街はどこもそうか。しかしまあ、今日は鰻づくしということで。
【行き方】 阪神尼崎駅側から中央一番街、中央三番街と進んだ右側
 
H16.4.26 うなぎの双葉 神田北通3 うなぎ丼(サービス丼) 600 ★★★
 そうそう、こんなメッセージをいただいていた。
件名「お誉めの言葉ありがとう 」
掲載ありがとうございます!いいとこありますよ!双葉寿司のうなぎ専門店があり。昼はうな丼が580円で食べれます。場所は本店から西へ30mぐらいのとこです。(04/03/05 18:52)
 そうそう。以前にアルカイックホールのバイキングを訪ねた日に同店の情報を送ってくださった方である。いつも応援いただきましてありがとうございます。ところがその7分後に再度メールが。。。。
件名「すみません」
中店から西へ30mぐらいのとこです。(04/03/05 18:59)
 確かにそうですね。ご丁寧にありがとうございます。メールをいただいてから2か月近く、決して忘れていたわけではなく、駅に近いところから攻めていこうと思っていたら今になってしまったんです、スミマセン。その間に消費税まわりの法律が変わったので、580円は今や600円であるが(更に言えば、当HPではサイト立上げの時から消費税・サービス料等込みの値段で表記している。)、まずは何と言っても600円で鰻丼に肝吸いまで付いていることに敬意を表したい。鰻がレンジでチンであっても、まあよしとしよう。値打ちは値打ちだと思う。本当かどうかわからないけど、四万十川産の鰻のようである。いつも行列しているのに、今日は珍しくがら空きであった。久しぶりに参戦のラガーマンが、筍入り肝吸いについて「肝吸いか若竹吸いかどちらかにスベキだと思う。」とコメントしていた。エレベータマニアは頗る満足そうで、★3つ半とか言っていた。サーブも早くて(チンだけど。しつこい)、働盛りのビジネスマンにはぴったりの店である。(←一般論)
【行き方】 阪神尼崎駅側から中央一番街、中央三番街と進み、中央三番街の中程の四つ角を右折。次の角の左側手前。(双葉寿司中店から西へ30mぐらいのところ、でもある。)
 
H16.4.23 うどん・そば 総文亭 昭和通2 ざるうどん(大盛) 700 ★★★
 期待していなかっただけに、しっかりとコシがあり、しっかりと冷やされた細うどんは絶品だった。天かす入れ放題だったので、ついつい入れてしまったが、これがまた絶妙であった。各種丼、セットも揃っている。
【行き方】  国道2号線玉江橋東詰北側、尼崎市総合文化センター(アルカイックホール)1階
 
H16.4.21 焼肉 冷麺 京園 神田北通3 冷麺 800 ★★
 昼時なのにほかにお客さんの姿なし。ランチメニューがないからか。歯ごたえはあるし、林檎は載ってるし、キムチも味も普通なんだけど、これといってパンチはない。値頃感は更にない。これはどうにもしようがない。6413-3043
【行き方】  阪神尼崎駅側から中央一番街に入り、最初の信号を右折した左側。
 
H16.4.16 CAFE DE SANTOS 神田北通2 カレーライス 600 ★★★
 時間が掛かるかなと思ったけど、思ったほどではなく、期待していなかった割にはカレーもまずまずのお味で、肉もごろごろと入っていて、これまた期待していなかったミニサラダまで付いていて、僕的には結構満足。たまには行ってみてもいいかなと思えるレベル。エレベータマニアはもうひとつだったみたいだけど、なんでだろう。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を右手に出て、駅前の公園を斜め左に突っ切って、信号を渡って西向きに進んだ左側。
 
H16.4.13 ふぐ料理ぼて 尼崎北店 神田北通2 若鶏の網焼定食 680 ★★★☆
 限定40食。頼んだら一番最初に供され、見ただけでもはっきりと分かるボリューム。鶏はぷりぷりと柔らかく、適度に焦げ目も付き、付け合わせのキャベツも玉葱もたっぷり。味噌汁には大振りの浅蜊が入っていて、これで680円はお買い得過ぎ〜。と思っていたら、法学修士とエレベータマニアが頼んだ豚とろ定食850円は、ポン酢の掛けすぎで★★★★☆(限定10食に釣られたのが失敗との弁)、デミオオーナーが頼んだ若鶏の唐揚定食750円は、なんとびっくり一部「ナマ」で★★+げんなりとのことで、メニューによって随分明暗が分かれることになった。小ネタ王の握り盛り合わせ定食は、「まあ★★★あげてもいいかなあ」とのことだった。06-6413-2929
【行き方】  阪神尼崎駅側から中央一番街に入り、一番最初に右側に分かれる路地を入った右側。
 
H16.4.12 さとすし半 尼崎本店 神田北通2 日替り定食 609 ★★☆
 今日の日替わりは、鶏のつくねハンバーグと白身魚フライ。これにご飯(大盛りも同じ値段)、漬け物、味噌汁が付く。今日は法学修士が「魚フライが食べたいです。」と言っていたところ、それは余り意識せずに店を決めたんだが、結果的には希望通りのものを食べられることになってよかったね。それはさておき、つくねの評価がもう一つ。白身魚ももう一つ。ただ、目覚ましく美味しいということはないけど、ファミレスとしては極めて普通だと思うし、何と言ってもサーブが速いのが素敵である。値段も安いしね。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を右手に出て、駅前の公園を斜め左に突っ切って、信号を渡って西向きに進んだ左側。
 
H16.4.7 旬菜や 一創 神田北通2 冷やし山かけそば定食 680 ★★★
 店の前にはメニュー等一切出されておらず、ただ「営業中」の札が掛かるのみ。幾らぐらいなのか、何が食べられるのかも分からずに店に入る。昨日の「みやこ」の右隣の店である。ランチメニューは680円から1500円まで各種そろっており、いずれも出来合のものだったり、作り置きのものだったりはしない。そのため、供されるまでの時間がたっぷりとかかる。早いだろうとおもっていたそばが一番遅かったのが非常に悔しい。そばは、まさか手打ちじゃないだろうけど、太さが不均一だったから、ひょっとしたら手打ちかも。海老やら椎茸やらトッピン具も充実していて、他のメニューもそうだけど、全体的に仕事は丁寧である。しかし、如何せん、時間が掛かるのが惜しい。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を右手に出て、駅前の公園を斜め左に突っ切って、信号を渡って西向きに進んだ左側。
 
H16.4.6 お食事処 みやこ 神田北通2 定食 750 ★★★
 「焼肉定食」「オムライス定食」「サバの煮付け定食」各750円と書かれた看板を見て中に入る。カウンターに8席と2人掛けのテーブルが2つだけのこぢんまりとした店。おばちゃんが一人で切盛りする。いきなり「揚げ物、フライもあるよ。」と言われてどう返したらいいのか思いあぐね、「焼肉定食」と言うと、焼き肉は2人分しかないということ。おばちゃんは、「そうしたら、焼き肉を4人で分けて、あとはフライとかコロッケとかいろいろ盛り合わせようか。」とオファー。こりゃどうも逆らわない方がいいと感じ取り、みんなして肯うこととなった。
 結果、山盛りの生野菜サラダ、筑前煮(これが家庭の味を通り越して、素直に巧くて、美味い!)、ベーコンと見まがうような焼き肉と鰯フライ2個にコロッケ2個。漬け物とみそ汁もついていたっけ。ご飯は大盛りだろうとお代わりだろうと何でもOK。追加料金なんてけちなことはいっさい抜き。思ったよりも手際も良く、それもそのはず、頼まれては仕出し弁当なんかも作っているらしく、明朝には弁当50個だか60個だかを作るらしい。お見それいたしました。  おばちゃんは、とにかく元気で明るい。これは、本当にいいことである。「はい、お釣り250万円!」も健在である。揚げ物が揚がりすぎという話もあるが、それも味わい。一度夜の部でも来てみたいと思える店である。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を右手に出て、駅前の公園を斜め左に突っ切って、信号を渡って西向きに進んだ左側。
 
H16.3.31 歓迎(ホワンヨン) 西大物町 白身魚となんかの甘酢あんかけランチ 650 ★★
 ずいぶん長らく更新していなかった。いっつも結構流行っているから、さぞかし旨くてボリュームがあって、満足させてくれるんだろうと期待して訪ねた。しかし、どうやら真相は、館内の他の店よりも単価が低いからというだけのようである。多分リピート率も低いだろう。界隈、中華料理店が意外に少ないし、頑張って欲しいとは思うが、今のままでは値段の割には中身に不満足である。うむ、ネガティブな話はこれぐらいにしておこ。店の中は、窓を割合大きくとってあり、明るい店になっている。ちょっとした会が催せるような小部屋も用意されている。ソフトドリンクはドリンクバースタイルである(別途料金要)。
【行き方】  ama gotta 5階
 
H16.3.26 DELI SQUARE.申.14 西大物町 デリランチ 819 ★★★☆
 中国系カフェ。デリランチという名前からは内容が想像できないが、鶏とカシューナッツのあんかけなど料理3種に、辛くて酸っぱいスープ、割皮(カーポー)という中華の饅頭の皮(具なし)とコーヒーか烏龍茶がついてこの値段である。すばらしいのは、いずれの料理も手抜きなし、なのにサーブ早めで、味も◎(どれも美味しかった。)。外光が差し込む、店の一番奥の窓側の席がオススメ。点心の種類も豊富で、法学修士は追加注文した小籠包(189円)を大絶賛。中国茶の種類も豊富で、エレベータマニアがランチにセットしていた「八宝茶」は、無花果なんかが入ってて、それで際物系かと言えば、そんなことはちっともなくて、優しい野菜の甘さがの溢れる一杯であった。全会一致で★3.5個となった。
 ところで、「申」は、さると読むのかしんと読むのか、帰りの電車で議論になったが、その前に確認しとかな。
 【後日談】小ネタ王が追加取材した結果、「でりすくえあしんふぉーてぃーん」と読むことが判明。遅ればせながら。
【行き方】  ama gotta 3階
 
H16.3.25 Kitahorie deco. CHARBON(シャルボン) 西大物町 special deco lunch+アイスコーヒー 1000 ★★★
 北堀江のKitahorie CHARBONの新店。というだけあって、なかなかのクオリティ。スピードも速い。アイスコーヒーの量も多い。飲み物なしなら888円。ケーキの品揃えも豊富。パスタが2種類セットされたランチは1580円だが、ちょっと高いんじゃないかな。
【行き方】  ama gotta 5階
 
H16.3.23 播州や 西大物町 若鶏南蛮定食(みそ汁付き) 780 ★★☆
 昨日に引き続いてのama gottaである。このama gotta、平成16年3月24日午前2時現在、オフィシャルホームページは設置されていないようなのである。いつも思うのだが、これだけインターネットが普及しているのに、中小のデベロッパーや第3セクターによる開発施設っていうのは、オフィシャルホームページを設けていないことが多い。昔ながらの商店街でないのは致し方ないとしても、最近オープンしたような施設なら、やっぱり必要なんじゃないかな。なお、ama gottaのデベロッパーは、森木材工業という尼崎にある不動産開発会社だそうで。
 さて、今日の注文は、小ネタ王が唐揚げ定食、法学修士がカルビ丼(注 メニューでは「和牛カルビ丼」となっていたのに、伝票を見ると「牛肉カルビ丼」になっており、フロア担当のお姉ちゃんも「牛肉カルビ丼」と言っていた。ところで、あの肉は何?)、エレベータマニアが野菜炒め定食を注文。4者4様であるが、12時30分頃には全員分が出そろう。途中、間違えて持ってきかけたカレー(チキンカレー?)が、皿がでかいだけでなく、なんとなく良さそうに見えたので、それ以外のメニューにも期待が高まったが、残念ながら、4品ともそれに応えてくれるような内容ではなかった。若鶏の南蛮漬けは、味はしっかりしていたが、ボリューム面でのアピールが弱く、盛り合わされた生野菜の量は適当ではあったが、ビジュアル的にも食後感的にも「盛りだくさん」という感じがなく、心に訴えかけてくるものがない。C/Wの小鉢(ホワイトアスパラガスとささみのお浸し)は、なんだか水っぽく、美味しいというものではなく、中途半端感が否めない。ご飯もちょっとべっちょりしていたし。オペレーション面でも、注文を復唱した割には、手ぶらで何度も伝票を見に来たり、前述のとおり、頼んでもいないカレーを見せびらかせに来たり(したわけではなかろうが、我々の気持ち的にはそうなんだ。)、どうもスムーズでない。メインの鶏は、そこそこなので、捲土重来を期待したい。
【行き方】  ama gotta 5階
 
H16.3.22 壱日壱日(HARU HARU) 西大物町 石焼ピビンパ 880 ★★
 平成16年3月20日土曜日、待ちに待ったama gottaが開業した。土日は出勤していないので、週が明けた22日月曜日に早速訪ねた次第。久しぶりにコートを引っ張り出すほどの寒さで、さらには横殴りの雨が降っていたが。
 阪神尼崎駅から連絡デッキを渡っていくとama gottaの3階にたどり着く。入り口でフロアガイドをもらうと、飲食のフロアは5階とのこと。エレベータにのって5階に直行する。
 5階でエレベータを下りて、どこにしようかと考えるのも面倒だったのと、いずれ全店行くんだからと思って、とりあえず飛び込んだ店が今日の店。値打ちないな。流石に開業したばかりだし、内装もかつての韓国料理店とは一線も二線も画す小洒落たものだし、照明は暗めで、しかしながら、店内は広々としているなと思ったら、一段上ったなんだかせせこましい個室に案内される。いや、個室自体は狭くはないし、むしろゆったりしているのだが、店内が暗いのと、天井高が結構あるのに、掘り炬燵席になっているから、妙に圧迫感がある。
 さて、注文。小ネタ王と法学修士は冷麺定食、玉出の男はハラミ定食、エレベータマニアは豚とろ定食を注文。開店早々にもかかわらずオペレーションはスムーズで、頼んだものはあっという間に供される。まあ、ハラミと豚とろは、生の肉を出すだけだから、時間も掛からないか。しかし、この「生の肉」が結構曲者だった。テーブルにはロースターが仕込んであるのだが、これは使わずに、一人ずつに固形燃料で加熱する鉄板とコンロが供される。このコンロが、固形燃料の火力の問題か、鉄板の分厚さの問題か、コンロの構造の問題か、鉄板がちっとも熱くならないのである。したがって、肉がちっとも焼けない。時間は経っていく。ご飯はキムチとサラダで食べてしまい、最後に生焼けの肉だけが恨めしそうに鉄板上に鎮座ましますこととなる。玉出もエレベータも頗る不満顔である。
 一方の冷麺チーム。この寒いのに冷麺とは・・・と思っていたが、当然それはわかった上での注文であるはずなのに、店を出てから「今日は、温かいメニューが正解でしたね。」とか言う。空調の効きが悪かった(割には、ダクトから焼き芋屋のようなピルピルという音がしていたのも気になった)こともあって、身も心も冷え切ってしまったようだ。
 最後にわたしの石焼ピビンパ。石の焼きがちょっと甘いかなと思ったけど、まずまず平均点はクリアという味。焼きすぎていないから、焦げ付くこともなく、きれいに食べられるのはよいが、癖が全然ない。看板メニューたりえることはない。☆を付け足そうかなと思ったけど、ピビンパとスープとキムチでランチタイムで880円は、如何にも値頃感がなく、他の4人の評価も極寒だったので、厳しめですみません。嫌いじゃないけど、ねちっこさがなさ過ぎる。鶴橋まだんの系列(プロデュース)らしい。芸能人からの開店祝いの花も届いていた。
【行き方】  ama gotta 5階
 
H16.3.16 生そば・お食事処 田のうえ 神田南通1 かきフライ定食 650 ★★★☆
 久しぶりのヒット。かきフライが、想像よりも大分美味しかった。マヨネーズを付けても、ソースを付けても、負けないくらい牡蠣の風味がしっかりしていた。ご飯の量も、付け合わせの生野菜サラダの量も大満足で、みそ汁も美味しかった。エレベータマニアのかつ丼も、デミオオーナーのチキンカツ定食も大変美味しそうであった。「みそ汁?そば?」と聞かれたら、定食のみそ汁をそばかうどんに替えるかという意味なのだが、かなりの大食漢でなければ、うどん/そばコースは食べきれないこと必死。
 大変繁盛している店で、他のお客さんの注文が否が応でも耳に飛び込んでくるのだが、「かっぱそば」とか「いかうどん」など、容易には何か想像つかないことばが飛び交っている。これらが何かは、店に行って確認されたし。
【行き方】  倉持戎神社の北側の道を西に進み、最初の4つ角を過ぎた左側。
 
H16.3.10 らーめん一番 尼崎中央店 神田中通3 ラーメンチャーライセット 388 ★★
 ラーメン189円とラーチャイ210円がセットになって、11円安くなるセット。チャーライは、デミオオーナーが「チャーハンやと思って食べてたから、ごっついまずいと思いましたわ。」と言っていたが、実は「チャーシューライス」ということで、チャーシューの入った炊き込みご飯だったりする。僕は、何かを分かって食べていただけに、彼のようなびっくり&がっかり感はなく、やっぱりこの値段でよくやるよなあ、という感心のほうが強かった。
 基本的にセットにすると11円安くなるのだが、キムチセット(ラーメンとキムチとライス)だけは、なぜだか52円(か63円)安くなる。その値段設定の所以は謎である。
【行き方】  中央一番街と中央三番街の間の道を北へ。すぐの左側。
 
H16.3.8 KO:HI:KAN(珈琲館) 尼崎中央店 神田北通2 完熟珈琲 400 ★☆
 NO.3コーヒーというのを頼むと早いのかしら。そのあたりの事情がよくわからないのだが、(時間的に)余裕でコーヒータイムを愉しめると思っていたら、コーヒー1杯供されるのに5分以上掛かり、結局慌てて飲むことになってしまった。完熟珈琲は、確かに甘い(というか、こういうのを甘いって言うんだあという感じだ)が、ゆっくり味わうゆとりはなかった。もっとゆっくりと来れば、もう少し楽しめるんだろうけど。しかし、今時の400円のコーヒーとして、400円以上の満足感が得られなかったので、厳しい採点にする。
【行き方】  中央一番街と中央三番街の間の道を北へ。すぐの右側。
 
H16.3.8 こんぴらさん 阪神尼崎店 神田中通2 かま玉うどん、かやくごはん 480 ★★★
 かま玉うどん260円、かやくごはん220円である。大変安い!と言いたいところだが、エレベータマニアが頼んだしょうゆうどんは500円。どういう値段設定なんだろう。まあ、しょうゆうどんは、たっぷり2玉分くらいありますよ、と彼が証言していたから、量が多いんだろう。かま玉は、荒熱が足りず、玉子がほとんど液状化してしまったのが難だが、うどんのクオリティは十分及第点だし、かやくご飯も及第点、天かすと葱のトッピングが自由に出来るのがいいかな。
【行き方】  中央一番街
 
H16.3.1 都そば 尼崎店 神田中通2 かきあげ月見そば 360 ★☆
 そろそろ中央一番街全店制覇も目の前である。ラスト2は、都そば。6人でいっぱいの店に、5人で行くなよお、と思うが、先客は2名、うち一人は食べ終わり掛けだったので、ちょうど良いタイミングであった。
 かきあげうどん/そばが290円で、かけうどん/そばが200円、月見うどん/そばが270円ということは、月見部分が70円ということで、かきあげ月見そばは290円+70円=360円ということになるんだろう。注文するとあっという間(1分以下)で供され、一口啜ると味がない。食べているうちにちょっとずつ味が分かるようになったが、全体に薄味である。立ち食いそばってこんなもんだったかな。中学時代に食べた阪○そばなんかは、非常においしかったが、今食べたらもう一つなんだろうな。
【行き方】  中央一番街
 
H16.2.26 レストラン アルカイック 昭和通2 ランチバイキング 880 ★★★
 人気のランチバイキングがバージョンアップで新登場。約30種類の御料理、珈琲・烏龍茶 食べ放題・飲み放題! さらに、平日は日替わり鉄板焼がプラス。営業時間11:00〜14:00。電話06-6488-0399。バイキングメニューを弁当箱に詰め放題で480円というのもある。以上、店でもらってきたチラシから。
 ここはサスペンダーさんのおすすめの一軒でもある。以前に訪ねたときは、何と休館日(´ε`)。今日は、会社を出たところで師匠に出会ったうえに、一緒に行こうということになったので、とっておきの1店である本店を訪ねた次第。
 阪神尼崎駅からは4〜5分ほど歩くことになるが、楽しみで苦にはならない。建物に入り、2階に上がる動線がわかりにくいのだが、とりあえずエレベータ(三菱エレペット製)であがり、入り口で880円也を支払う。そうすると、席に案内してくれるでもなく、あとは勝手にどうぞ、という、大変心細くなるような対応である。まあいいか。
 店内を見渡すと、ほとんどが近所のおばちゃんたち。席の埋まり具合は20%もいってないんじゃないかな。にもかかわらず、冒頭のチラシの宣伝句に違わず、30種類は超えていそうな種類の、和食、洋食、中華、沖縄料理、サラダなどなど、大変に品揃えが充実している。のみならず、鉄板焼きのプチ屋台が設えられており、たまに思いついたようにおっちゃんが肉を焼いてくれる。これは、焼きたてを掠めて食べるのが正しい。最初は冷めた奴を間違えてとってしまい、焼き肉というより肉の佃煮みたいであった。それ以外のおかずも、次から次へと補充されており、どことは言わないが、割とよくあるパターンで、なかなか補充されずに適当なものをつまんでいるうちに満腹になってしまうようなよそのバイキングとはずいぶんと勝手が違う。なお、席は、結婚披露宴仕様であり、大きな丸テーブルに白布が掛けられており、ちょっと草臥れているきらいはあるが、悪い気はしない。880円という値段は、よくよく考えると取り立てて安いということはないんだろうけど、阪神尼崎駅周辺のほかの店を想起するに、★3つでもいいんじゃないかという結論を出すに至った。師匠は、「うーん、2.63かな。」と仰っていた。
 機嫌良く会社に帰って、メールをチェックしてみると、こんなメールが届いていた。
件名:尼崎の食べ放題
尼崎市総合文化センター2Fレストラン『アルカイック』に880円で食べ放題・ソフト飲み放題があります
って、今行ってきたところなんですが・・・何という偶然! こういうことってあるんやね。Docomoの携帯電話からメールを呉れた方、どうもありがとうございました。これからも情報がありましたら、どんなことでもお知らせください。
【行き方】  国道2号線玉江橋東詰北側、尼崎市総合文化センター(アルカイックホール)2階
 
H16.2.25 どさん子 神田中通2 塩ラーメン+ミニ牛丼 800 ★★
 カウンターのみのお店。回転が速いので、4人で訪ねたけれど、すぐに座ることができた。店頭にも大々的にPRしているのだが、ラーメン(塩、みそ、しょうゆ、カレー)とミニ丼(カルビ丼、牛丼、カレーライス)がセットで800円である。いや、これは正確ではないな。ラーメンに+200円でミニ丼が付く、というのが正しい。注文してからサーブされるまでも比較的スピーディで、まずラーメンが供されるが、これはごくごく普通のラーメン。麺には適度にコシがあり、塩味というか、ごくごくあっさりとした味付けのスープは、するすると腹に収まる。続いて供された丼は、+200円だから仕方がないが、かなりしょぼくれた一品。たれはちょっと甘過ぎるきらいがあり、ついこの間まで吉野家の牛丼(並)が280円だったことを考えてしまうのは悪い癖だが、やっぱりもう少し気合いを入れてくれるといいのにな、と思った次第。
 どさん子は、株式会社ホッコクがFC展開している店だと、今回調べてみて初めて知った。この会社、紅虎餃子房なんかを直営している会社なんだね。どさん子の粗利益率は何と64%(同社ホームページから)。
【行き方】  中央一番街
 
H16.2.24 お好み焼 ふるさと 神田中通2 豚玉 600 ★★☆
 油を引かずに焼いてしまい、おばちゃんに手間を掛けてしまった。いろいろお好み焼きの焼き方のコツを伝授してもらい、大変勉強になった。早く焼けるかなと思い、薄っぺらく延ばして焼いていたら、「あーあ、こんなに延ばして。ひっくり返すときに巧くいかへんで。」と言われ、両面焼けたかなと思って早速食べようとしたら、「もう2回くらいひっくり返してからやで。」と言われ、ソースのチューブを鉄板のそばに置いてたら「熱で溶けるんや。」と言われ、ことごとく、「スミマセン。」という感じである。玉子は割らずに供されるから、好みで生地と一緒に溶いてもよいし、溶かずに上に載せて焼いてもよい。紆余曲折を経てようやく口にしたお好み焼きは、どこかほっこりとしていて、温かい味がした。
【行き方】  中央一番街
 
H16.2.20 Cafe restaurant room Ruhe-f 西大物町 ランチ(海の幸のバターいため丼) 750 ★★☆
 阪神尼崎駅北側にできた高層マンションの一画(2階レベル)にできたカフェ。出てくるものもいわゆるカフェ飯である。小ネタ王はパスタを、法学修士は白身魚フライを頼んでいた。見た目は白身魚フライが良さそうだったんだが、法学修士曰く、「全然ハズレっすね。」。「全然」という言葉のあとには、否定型が付かないとおかしいぞ。「ハズレ」は否定形? そういわれると辛いね。脱線してしまったが、ちっとも美味しくなかったらしい。それに比べたら、私の食べたものはまだマシか。文字通りのものであるが、料理というよりは、その辺にある材料を使って、手っ取り早く調理して、ガツガツかき込める類の料理、つまりは賄い飯だな。別にありがたがって食べるようなものではない。食後にコーヒーが付いていたのと、スタッフのお姉ちゃんが元気よかったのとで、若干評価は甘めかな。
 【後日記】店名にある「Ruhe」とは、どうやら独語で、英語でいうところの「Rest」の意味のようである。
【行き方】  阪神尼崎駅を北側に出て、右側のエスカレータか階段を上がり、ペデストリアン・デッキをずーーっと東に進んだ突き当たり。
 
H16.2.12 ぎん月 神田中通2 鳥の唐揚げとじゃがいもカツ、ごはん(中) 480 ★★
 大衆食堂。おかずは、ほとんどが1品300〜350円。特段おいしすぎるとかボリュームがあるとかではなく、少々高いと思う。ごはん(中)とみそ汁のセットで300円で、これと1品で600円。大根おろしを付けると700円。やっぱり高い。昼間からビールを飲みたいおじさんたちで、結構繁盛している。
【行き方】  中央一番街
 
H16.2.3 ル・クロワッサン 尼崎店 神田中通2 パンセット 315 ★★★
 寿司は意外に早く食べ終わったので、どうしようかと思いながらついつい駅に向かってしまう。駅前広場に入ってしまうと、いよいよどうしようもない。無理だとわかりながら、尼センへ。この中で訪ねていないのは残りわずか2軒で、そのうちの1軒、ベーカリーに併設して喫茶カウンターを設けるこの店は、かねて気になっていたのだが、そもそも6席しかなく、かつ、そこそこ流行っているので、これまでにも3人や4人で様子を見に行ったことはあったが、常に席が空いていないのであった。ところが、今日は先客は1名のみ、それも一番端に座っていたので、何と無事に5人1列になってカウンターの人となれた次第。こういうこともあるもんだ。
 ドリンクはコーヒーや紅茶、ココアやジュースなど各種あるが、これらのうちの1つと150円までのパンがセットになった「パンセット 300円(税抜き)」がお買い得である。全員でこれを選ぶと、一人ずつに皿とトングが渡され、お好きなのをどうぞ、となる。これが結構楽しい。
 さて、私の頼んだホットコーヒーはごく普通の味であるが、パンは、お惣菜パンが充実していて、また、どれもボリューム感があって、うれしい。今日は朝からカレーが食べたいなと思っていたから、カレーパンをセレクトしたが、これがとても美味しい。ふわふわの生地にピリッと辛いカレーが絶妙にマッチして、油が回ってしまっているというようなことはいっさいなく、久しぶりに美味しいと思えるカレーパンであった。枚方や奈良や天王寺や何やと、いろんなところに店があると張り紙がしてあった。どこが本店というのはわからなかったが。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン内1階
 
H16.2.3 双葉寿司 中店 神田北通2 にぎり定食 750 ★★★
 今日は節分ということで、寿司屋を訪ねた。にぎり定食は、海老玉子巻きと玉子、鰻、鮪、烏賊、海老、蛸とあとなんだったっけなあ、と赤出汁で750円。寿司屋の寿司を食べた満足感と750円というプライスで★3つと思うのだが、みんな2半だとか、法学修士は2つだとか、なんだか厳しい評価であった。
【行き方】  阪神尼崎駅を北側に出て、公園を斜め右に突っ切って、信号を渡り、西に進んだ右側
 
H16.1.28 喫茶アルカイック 昭和通2 ワンコインランチ(煮込みハンバーグ) 500 ★★☆
 天井が高く、窓も大きく、テーブルと椅子はホテルの宴会場仕様で、広々ゆったりくつろげる。そういう空間で、500円でランチがいただけるのは貴重。毎日2種類が日替わりで用意され、今日はハンバーグ以外にチキンガーリック(かつ)が供されていた。ドリンクを付けると+100円。チキンガーリックは満足度高かったのか、小ネタ王も、法学修士も、エレベータマニアも★3つだ、コストパフォーマンス高いっすねえ、と言うが、そこまでの満足感が得られなかったので厳しめの採点とした。
【行き方】  国道2号線玉江橋東詰北側、尼崎市総合文化センター(アルカイックホール)1階
 
H16.1.27 手打うどん あした葉 阪神尼崎店 神田中通3 かき揚げ丼 609 ★★
 向かいのはなまるうどんの無料券を手に、喜び勇んで向かったら、無情にも「1月25日で閉店いたしました。」・・・・おいおい。
 気を取り直して、やっぱりうどん屋のあした葉に行く。1階が満席だったので、2階の座敷に通される。うどん屋だからうどんを頼まないといかんかなあ、と思ったけど、丼だけにしたが、コレが結果的に大正解。法学修士の頼んだ定食のざるうどんは、一瞬コシがあるかなと思わせるのだが、のびのびのびよんびよんであった。これがなければもう少し評価高かったのに、と思うが、一応うどん屋ということに敬意を表して、厳しい採点としておく。
 かき揚げ丼は、ごく普通。ちょっと高めかと思う。
 箸袋の裏を見ると、大阪今川店、愛知一宮店、名古屋大須店、名古屋鳥居店があるとのこと。
【行き方】  中央三番街
 
H16.1.20 レストラン サンキョー 昭和通2 本日の日替わり定食 Bランチ 670 ★★☆
 今日のBランチは「チキン南蛮弁当」。因みにAランチは「牛肉てりやき弁当」。揚げたてではないという疑惑があるが、値段にしてはお腹一杯になるし、タルタルソースもたっぷりかかっていて満足感は高かった。小鉢で切り干し大根と、漬け物と、味噌汁が付く。味噌汁はインスタントの疑惑がある。
【行き方】  国道2号線玉江橋南東、大同生命ビル東隣の尼崎市中小企業センター1階
 
H16.1.14 COFFEE SHOP K 昭和通3 ドライカレー+スープ 500 ★★☆
 500円でドライカレーかエビピラフ+スープかサラダが選べる。200円プラスでコーヒーか紅茶が付く。お買い得。サーブも早い。2フロアぶち抜きの、天井が大変高い、商工会議所のフロアの一郭を占める。外光も程良く差し込み、大変広々とした気分に浸れるが、場所柄、どうにも喫煙率が高く、どこか煙たい感じがする。換気はあんまり良くないかもしれない。
【行き方】  国道2号線玉江橋交差点南西角、尼崎商工会議所1階
 
H16.1.13 CAFFE VELOCE 尼崎神田中通店 神田中通3 ブレンドコーヒーM 157 ★☆
 Mサイズにしては随分と量が多い。これで157円で、暖かい店内に着席できて(この店は大層広い。)ということを考えるとお得感満点だが、残念ながら肝心のコーヒーが余り口に合わず。尼崎市神田中通3-31-2。06-4869-3317
【行き方】  阪神尼崎駅側から中央一番街を抜け、中央三番街に入り、真ん中ぐらいの右側。
 
H16.1.13 店名不詳(一銭洋食) 神田中通3 キャベツ焼 100 ★★☆
 キャベツ焼とは、薄く伸ばした小麦粉の生地に、刻んだキャベツと天かす、目玉焼きを載せて、最後に生地を二つ折りにしてソース、好みでマヨネーズを掛けた一品。生地の直径は12〜13cmほど。かなり安いと思い、以前から目を付けていたが、なかなか食べる機会に恵まれず今日になった。持ち帰りのみかと思っていたが、よく見ると店頭(歩道を不法占拠)に折り畳みのテーブルと椅子4脚がある=イートイン?OKということ。今日は一際寒風が身に凍みる一日であったが、大の男4人で、わざわざそこに座ってキャベツ焼をパク付いたことは、ずっと忘れることはないだろう。
 肝心の味は、この値段にしては結構かなり◎である。目玉焼きもとろとろで◎。なお、法学修士の分だけ、冷めていたようで、気の毒至極である。
【行き方】  中央一番街と中央三番街の間の通りを阪神電車の線路側へ。すぐ右。
 
H16.1.13 吉野家 尼崎店 神田中通2 カレー丼、玉子 450 ★★☆
 待ちに待った吉野家カレー丼全国展開初日である。早速いろいろ試してみた。

【スキット1】
エレベータマニア:「カレー丼大盛り!」
店員:「すみません、カレー丼の大盛りはできないのですが・・・。」
【考察】
 なぜ、大盛りができないのだろうか。ちょちょっと量を増やしてくれれば済む話ではないか。そういうオペレーション外のことではなく、商品としてなぜないのか。それは、「カレー丼のどんぶりに、かねて販売中止の「特盛」のどんぶりを使うことにより、客のオーダーと収受すべき金額をチェックしている」ためである。更に新どんぶりが登場した暁にはどうするのだろう。

【スキット2】
私:「これ(牛丼並盛券)、使えますか?」
店員:「(しばらく躊躇して)・・・ご利用いただけます。」
【考察】
 なぜしばらく躊躇したのか。実のところ、私は断られることもありなんと考えていた。しかし、一瞬のためらいこそあれ、受け取られてしまった。すなわち、カレー丼400円+玉子50円−牛丼並盛券280=170円で済んでしまった。もし使えなかったら、万が一牛丼の在庫がなくなったときに取っておき、徐に店で「牛丼並盛券」を提示し、牛丼がないとなれば、「こら〜っ、株主なめとんか〜!!」と暴れてやろうなんて思いはしないが、まあ、お楽しみがなくなった訳だ。どんな考察や。

 カレー丼は、こくがあるが、辛みは控えめ。カレーヤ本店(福島でランチを参照のこと)のカレーに見た目も風味も大変似ている。牛丼に比べると、残念ながら、コストパフォーマンスの店で劣ることは否めない。

【後日注】株主宛てには「牛丼並盛券は280円相当として他のどんぶりに使える。」旨のお知らせが来ていたらしい。

【行き方】  中央一番街
 
H16.1.9 尼崎ゑびす神社(十日戎) 神田中通3 リング焼、たまごせんべい、焼鳥 合計400 ★★☆
 今日は、宵えびすである。本えびす・残りえびすが土日ということもあって、わざわざ金曜日に来る人も少ないのか、思ったほどの人出はない。参道の屋台も未だ準備中のところが多く、リング焼(100円)の店ではお釣りが届いておらず、店の兄ちゃんの財布にもお金が入っていないためにバタバタしていたり、焼き鳥(100円で籤を引き、青が出たら3本、黄色が出たら2本、それ以外なら1本)の店では、私に続き、法学修士も黄色を引き当て、店のおっちゃんが慌てて籤の棒を混ぜていたりと、いつもの祭りの顔とは違った一面を楽しむことができた。年末からのBSE騒ぎで吉野家の牛丼の具の供給源がたたれているさなか、店番のおばちゃんやおっちゃんがお持ち帰りの牛丼をかき込んでいる姿が少なからず見られたのが妙に印象に残った。そうそう、たまごせんべい(200円)とは、たこせんべいに焼きそばと目玉焼きを載せ、マヨネーズと青のりをかけただけのものだが、そばも玉子も冷え切っており、食べにくさもない交ぜとなって、寒風がいっそう身にしみた。
【行き方】  阪神尼崎駅と出屋敷駅の間の線路沿い北側。尼崎からの方が近い。
 
H16.1.7 純喫茶 パパー 神田中通2 そばめし(味噌汁付) 700 ★★☆
 隣の吉野家が、まだカレー丼をスタートしていなかったので、ガックリと肩を落として訪れた(←失礼千万である)。
 日替り定食が「肉じゃが」だったため回避し、実は殆ど食べたことがない「そばめし」にチャレンジしてみた。冷凍モノかとおもったら、どうも違うみたいで、しかしながら手早く調理して供された。味は、比較対象がよくわからんが、まあ美味しかったな。値段が全体的にちょっと高いような気がする。
【行き方】  阪神尼崎駅を北に出て、左手の中央商店街(一番街)に入ってしばらく歩いた右側。吉野家の隣。
 
H16.1.6 喫茶 信楽 昭和南通3 スパゲティ(大) 780 ★★★
 いわゆるスパゲティナポリタンである。ちょっと麺が柔らかめだが、大のボリュームは満点であり、玉葱やベーコン、ピーマンなどの具もかなり多めである。手抜きは感じられない。ランチにはスパゲティと焼きめしが用意されているが、いずれにもスープとサラダが付く。サラダにかけるものはマヨネーズとドレッシングがセレクト可能で、マヨネーズ版にはホワイトアスパラガスが、ドレッシング版にはオクラが付くという小技も効いていて、時間さえ有れば大変良い店と思う。
【行き方】  阪神尼崎駅から真北に進み、公園を抜けて、横断歩道を渡り、次の四つ角を左折した左側。
 
H15.12.26 焼肉バイキング くい喰 尼崎本店 東難波町5 ランチバイキング 980 ★★★
 とてもじゃないが、全メニュー食べ切れません。コロッケに焼きそば、たこ焼きにフライドポテト、スープにカレーライスにアイスクリームなどなど。ウインナーとレバーの生焼けには要注意。ケーキまで食べた猛者は残念ながらおらず。肉は結構な厚切り。ソフトドリンクも飲み放題で、値段に含まれている。なお、ランチバイキングは金・土・日・祝のみ。非常にお買い得感溢れる1店であった。
【行き方】  阪神尼崎駅から北西に進み、国道2号線を神戸方面に進んだ右側。徒歩5分。
 
H15.12.19 めしや丼 尼崎中央店 神田中通3 生姜焼き定食 580 ★★☆
 食べ終わってから気が付いたが、生姜焼きとはちょっと違うような気がする。エレベータマニアは、大盛りのごはんが、美味しくなかったうえ、きりたんぽを崩したようだと酷評。更に、衛生面で問題ありと言うが、私はそれほど思わなかった。食器は特製の有田焼。11月までは定食のごはんおかわり無料だったが、12月からは大盛りにしかできなくなったとのこと。
【行き方】  阪神尼崎駅側から中央商店街を進んで、3〜4分、右側。
 
H15.12.17 グリルオリエント 神田中通2 かきのグラタン(サラダ付き)、ライス 1310 ★★
 ずいぶんと繁盛している。昨晩はかき金で忘年会だったため、今日も引き続き牡蠣を食そうと、頼んだのだが、なかなか出てこない。小ネタ王と玉出の男がハヤシライスを、法学修士がカキフライ(←あったのかぁ〜〜!!!)を、エレベータマニアはハンバーグカレーを、それぞれ食べ終わった頃にやっと供された。確かに牡蠣はごろごろ入っているし、上に散らされたパン粉の風味も宜しかったが、如何せん、これで1310円は高いのではないか。なお、ハヤシライス1050円も高い!との呼び声が高い。ハンバーグカレー940円も、ハンバーグは美味しかったものの、カレーがいただけなかったそうだ。法学修士のカキフライは★3つとのことだし、2階席を一人で担当していた女性がてきぱきと立ち働いていたのが印象的ではあるが、如何せん、やっぱり高いと思う。必然的に、客層は高年齢化してくる。
【行き方】  阪神尼崎駅側から中央商店街を進んで、1〜2分、左側。
 
H15.12.16 かつ丼 山屋 神田中通2 おろしかつ膳 550 ★★★
 入口から吹き込む風が冷たかったが、かつは、昨日訪ねた「さくら」よりもクオリティは劣るが、店が新しくて清潔感があるのと、かつ丼(てんこ盛)が、ごはん大盛り、かつ2枚、たまご2ケで800円というコストパフォーマンスの良さに法学修士がいたく感激していたため、★3つとする。
尼崎市神田中通2-27尼崎中央商店街内 06-6430-6477 営業時間11:00〜23:00、年中無休
【行き方】  阪神尼崎駅北側広場を真っ直ぐ抜け、1ブロック北に進んで次の角を右折、その先左側の真新しいビルの地下1階。
 
H15.12.15 和食 さくら 昭和通3 トンカツ定食 500 ★★★
 トンカツ定食500円!にかなり惹かれるものを感じながら訪ねた。席は4人掛けが基本で、店の手前はテーブル席、奥に座敷を備える。5人で訪ねると、奥の座敷に通される。
 私はトンカツ定食+コーヒー、小ネタ王と法学修士はトンカツ定食、味噌汁をうどんにチェンジ、玉出の男とエレベータマニアは日替わり定食(ご飯大盛り)をセレクト。(続く)。尼崎市昭和通3-95アマックスビル地下1階 06-6418-3003
【行き方】  阪神尼崎駅北側広場を真っ直ぐ抜け、1ブロック北に進んで次の角を右折、その先左側の真新しいビルの地下1階。
 
H15.12.09 やすもり 尼崎店 神田中通3 ホルモン鍋、牛すじ鍋、豆腐、にんにくの芽、うどん、カクテギ 3150÷2 ★★
 エレベータマニアがとうとうお昼を食べに行くのに上着を着用したので、今日のランチは鍋に決定! ということで行ってきたのが、阪神尼崎駅と出屋敷駅の間の高架下のやすもり。準備中かと思いきや「商い中」の看板が掛かっており、まだ正午過ぎではあるが食事はOK。ホルモン鍋、牛すじ鍋とも、野菜が付いて700円のはずだが、おばちゃんの口車に乗せられていろいろ頼んだことにされているうちに、上記の価格になった。隣の鍋では、卵のオプションに、法学修士はえらくご満悦のようであった。尼崎市神田中通3-85 06-6411-8880
【行き方】  阪神尼崎駅から出屋敷方向に進んだ高架下。
 
H15.12.08 季節料理 寿司 市野 昭和通3 ハンバーグ定食 700 ★★
 久しぶりに「石井のハンバーグ」的なものをいただいた。目玉焼きが添えられる。カレー&マヨネーズ味のスパゲティサラダも給食の味である。野菜はキャベツ、トマト、胡瓜。あと味噌汁と漬け物とご飯という構成。注文を取りに来るのは遅いけど、できあがるのはあっと言う間である。小ネタ王とエレベータマニアは日替り定食を、法学修士はカキフライ定食(こればっかり)を頼んでいたが、これらはいずれも800円である。日替わりはミックスフライにマグロの刺身がつく。カキフライは、極めて普通のカキフライで、なんだか数は多くて羨ましかったが、法学修士曰く「あのスパゲティサラダは何ですかっ。何で、カレーの味がするんですかっっ!」とひどくご立腹であった(カキには満足していた様子)。しかし、特筆すべきは、いずれの定食もやたらとできるのが早いということやね。06-6411-9697
【行き方】  国道2号線玉江橋西詰め南角。尼崎商工会議所地下1階
 
H15.12.03 ラーメン専門店 飛鳥本店 神田北通2 かやくセットB 714 ★★
 各種セットメニューが充実している。かやくセットBは、とんこつしょうゆラーメン又は白菜しょうゆラーメン、かやくご飯、漬け物のセットである。私はとんこつをセレクトしたが、ばりばり白濁系のそれではなく、どちらかと言えば透明感のあるスープであった。麺は黄色い中太麺。トッピングは薄切りチャーシュー3枚にもやしとネギである。その他のセットメニューは、かやくご飯が白飯になったりチャーシュー丼になったり、ぎょうざが付いたりつかなかったりで、600円〜980円程度(消費税は別途要)である。店舗の中央にひろびろと厨房が配され、客席がその周りに並ぶ。テーブル席(4〜5名様用)も2卓ある。スタッフは2名のみで、夫婦(割と若い)だろうか。奥さん?が、ちょっと不機嫌そうなのが玉に瑕。ラーメンもかやくご飯も漬け物も、特に美味しいと感動するほどのものではないが、まあまあの味。よく流行っているので、少人数で訪ねるとカウンター席かテーブルに相席となるだろう。
【行き方】  阪神尼崎駅を北側に出て、公園を斜め右に突っ切って、信号を渡り、西に進んだ右側
 
H15.11.28 炭火焼地どり ひむか 尼崎店 御園町 魚フライ定食 600 ★★★
 今日の午前中、会社のトイレでサスペンダーさんに会い、「最近も美味しいものを食べてますか?」と聞かれ、「尼崎駅駅南側のローソンの並びの食堂は行かれました? あそこもなかなかですよ」と言われたので、早速訪ねた。ランチタイムのプライスゾーンは500円〜600円と大変リーズナブル。メニューは各種定食や丼モノなど10種類以上あって、選ぶ楽しみも味わえる。地鶏の店だからチキン系にしようかなと思ったけど、このところどうも魚フライの亡霊に憑り付かれたようになっており、ついつい魚フライ定食を頼んでしまった。
 注文してひと段落。店内を検分する。基本的には居酒屋仕様であるが、内装は比較的新しく、かつ、かなり余裕をとったレイアウトである。テーブルもいすもゆったりと配置され、せせこましさは微塵もない。飲み食いに関係のないディスプレイ類が少なからずあるが、それも目に障るというほどのものではない。特筆すべきは焼酎の品揃えと価格設定。薩摩の薫無濾過とか黒佐藤とか飛乃流朝日だとかがいずれも350円〜450円で供される。フード類(宮崎地鶏か和歌山の朝絞め鶏か、どちらが看板かよく分からないのだが)もほとんどが500円以下であり、一度、夜、行ってみようと思ったところで魚フライの登場と相成った。
 魚フライは、メルルーサ等の白身魚を期待していたのだが、ここのは鯵のフライである。ちょっとがっかりしたが、それは私の勝手である。したがって、タルタルソースが添えられるはずもなく、ドミグラスソース風のソースがかけられているが、その量がちょっとさびしい。このメインディッシュには生野菜が添えられ、味噌汁、ごはん、香の物(柴漬け)とともにトレイに載せられている。フライそのものはもう少し下味をつけていただくか、ソースをしっかり掛けていただくかするとご機嫌である。エレベータマニアはチキンカツ定食を頼んでいたが、こちらは満足した様子。小ネタ王は焼きそば定食を頼んでいたが、お肉(鶏肉)がぷりぷりしていて、こちらもご満悦の様子であった。
尼崎市御園町35コウダイビル1階 06-6411-6448
【行き方】  阪神尼崎駅を南側に出て、信号を挟んで右向かい。専門学校「HAIRART」の右隣。
 
H15.11.26 松屋 尼崎店 神田北通2 唐揚飯(並) 390 ★★☆
 からあげライスと読む。松屋の牛丼は口に合わないのが分かっているので、新メニューにチャレンジ。平皿にライスが盛られ、その上にキャベツのサラダと唐揚げ4つ、目玉焼きがトッピングされるという壮絶な料理。しかし、ドレッシングにしても甘いタレにしてもご飯と割とマッチしており、まずまず。自動販売機であらかじめ食券を買って席に着くスタイル。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を右に出て、公園を斜め左方向、途中から更に左に進路を変えると右側に見える。商店街の入口。
 
H15.11.25 はまや食堂 昭和南通3 あんかけうどん、肉じゃが、温泉たまご 630 ★★★
 喫茶店の元マスターが薦める1店。昼時でもあり、すべてのテーブルが埋まっていたが、相席でお願いします、の一言で、5人があっという間に席に着いた。あんかけうどんは◎、肉じゃがは○、温泉たまごは普通。その他、法学修士のきつねうどん大盛450円は◎(量的に)、玉出の男の豚汁、親子丼大盛はいずれも△とのこと。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を右に出て、公園を突っ切り、道を渡り、次の交差点を左折した左側。
 
H15.11.19 MINGUS 神田中通1 ベーグルブランチ 800 ★★☆
 野田を出るときには降っていなかった雨が尼崎に着くと降っていたので、駅構内でおひるととることにした。だんだんと選択肢が少なくなってきている中、今日は改札すぐ横の喫茶店ミンガスを訪ねることにした。
 ランチユースということでは標記のベーグルブランチのほかにサンドイッチ類もあるが、単品での注文になるのでコストパフォーマンス的にベーグルブランチの後塵を拝することになろう。ベーグルブランチは、きのこのオムレツを挟んだベーグルサンドに、サラダ、スープ、ヨーグルト、ドリンクが付くというもの。ベーグルサンドのボリュームもほどほどで、サラダは私がこよなく愛するシーザーサラダ。スープは濃厚なかぼちゃのポタージュでこれもまずまずの味。ここまではいいのだが、店は所謂鰻の寝床で、カウンター席のみ1列に20席以上あるだろうか。厨房は一番奥にあるのみであり、オペレーションは大変に悪くならざるを得ない。結果として、私と小ネタ王のが最初に供され、ゆっくりと食べて、食べ終わったころに法学修士の一皿が供され、玉出の男とエレベータマニアに供されたのは12時45分だっただろうか。この二人にはヨーグルトがセットされていなかったというおまけつきである。私には如何ともしがたいが、気の毒なことをした。
【行き方】   阪神尼崎駅改札を出た右側
 
H15.11.17 尼セン従業員食堂 神田中通2 焼き肉、イカフライ、ライス 480 ★★☆
 阪神野田駅のエスカレーターを上がっていると、サスペンダーさんにあって、今から尼崎に戻るところだと言う。サスペンダーさんは尼崎が勤務地であり、これまでも「尼崎でランチ」の最中に2度ほどお目にかかっている。その時は、「こいつら、大勢で、昼間から尼崎をうろうろして、なにしてんねん。」というようなキャラクターの人ではないから「なにしてんのかなあ。」というような反応であったが、いずれにしても、そういう前振りがあるから、今日も尼崎にランチに出かける、ということは、割とすんなりと理解していただけた。そうすると、あとは、どこが美味しい、どこは行ったか?、という話に花が咲くのは当然で、喝だのあさひだの鳥光だの(以上訪問済み)、アルカイックのバイキング(未チェック)だの、焼肉食べ放題(チェック済み、未訪)だのといろいろ情報交換をしているうちに尼崎に到着と相成った。階段を下りながら、「尼センの従業員食堂は行った?」と訊かれて、全員の目が爛々と輝いたのは言を俟たない。いつしか秘密の通路から滑らかに食堂へと導かれていた。
 おかずは、160円と100円で、4〜5種類しかない。カレーライスは350円、各種うどんは250円前後である。ご飯は160円で大盛りもOK。みんな、とっても嬉しそうである。ランチは530円で、今日はトンカツ。小鉢とご飯と味噌汁が付く。サスペンダーさんは私らと30歳近く離れているはずだが、一緒に食卓を囲み、話にも付き合ってくださった。食堂は、ずいぶんとくたびれていて、新聞の社食紹介ページにはちょっと掲載しにくいが、高校の頃の食堂ってこんなんだったよなあ、とめいめいノスタルジーに浸っている。ご飯もびっくりするくらい美味しいということもないが、肉じゃがにはホロッときているものも数名。またまた時間の流れの止まった名店発見である。
 そうそう、電子レンジがあるから、冷めたおかずは自分で温めることもできるYO!
【行き方】   阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン内(2階)
 
H15.11.11 LONDON Bistro 3000 昭和通3 海老カツ丼 785 ★★☆
 先日、大行列ができていて、いつかは行かなくてはと使命感に燃えていたが、今日、ダメ元で訪ねてみたら、5分待ちで席に案内された。
 丼が10種類ほど、うどん類が10種類弱、定食類が5種類ほどで、いずれもコーヒーが付くのがポイント。メニューが多くて、コーヒーまでだすから、オペレーションはお世辞にもい良いとは言えない。コストパフォーマンス的には、法学修士が頼んだ「大海老天丼 840円」が、天ぷらてんこ盛り+味噌汁+茶碗蒸し+香の物+コーヒーでベスト。それ以外は、普通〜割高という気もする。揚げ直したと思われるカツ類の評価が特に低かった。
【行き方】   阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅前の公園を突っ切って、真っ直ぐ進んで、国道に出て左側した左側。
 
H15.11.10 鳥光 尼崎店 昭和南通3 から揚げ定食 780 ★★☆
 しまった! 日替り定食にしておいたら、星3つはかたかったのに・・・。唐揚げも、私が苦手とする「骨付き」だったのも、そういえばそうだったと途中で思い出して、さらにがっかり。自分が悪いんだけど。日替りだと、チキンカツに焼き鳥に刺身までついて890円である。ああ、反省。
【行き方】   阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅前の公園を突っ切って、真っ直ぐ進んだ左側。
 
H15.11.05 餃子の王将 阪神尼崎店 神田中通2 サービスランチ、餃子 525 ★★☆
 餃子無料券を小ネタ王にもらったため、上記の値段で済んだ。久しぶりの王将で、なんだか新鮮だった。サービスランチは、焼飯大盛りに唐揚げとフライドポテト、スープが付く。焼きめしはたっぷり2人前である。サービスランチは大変満足したが、餃子が昔に比べて不味くなったような気がする。タダで食べててなんだが、餃子は頼まなくても良かったかも、と思った。
【行き方】  阪神尼崎駅を北に出て、駅前広場の斜め左に見えるアーケード=中央一番街に入った先の左側。
 
H15.11.04 日本料理 奈か川 昭和通3 カキフライ定食 800 ★★☆
 ロンドンの2階である。階段を昇ると、右手の座敷に「どうぞ」と通される。広々としており、昼間から大変に良い気分である。
 いつのころからか、ついついカキフライばかり頼んでしまうのだが、今日もやっぱり頼んでしまった。ええっっと、本稿は、しばらく(制作中)としたままほったらかしにしておいたので、実のところ、今となってはどんな料理だったかちっとも覚えていないんだなあ。エレベータマニアは「確か、味噌汁が付いていましたかねえ。」という大変貴重な証言をしてくれたが、困ったものである。食後にコーヒーが付いていて、パフォーマンス高いなあ、と思った様な気もするが、あんまり自信がない。すみません。
尼崎市昭和通3−88 06-6413-1280
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅前の公園を突っ切って、真っ直ぐ進んで、国道2号線に出たら左折、その先すぐの左側。
 
H15.10.31 レストラン ロンドン 昭和通3 手作りハンバーグセット 800 ★★☆
 店のホームページアドレスに感動した。www.london.co.jp(その後約1年。アドレスは変わってしまったようだ。(H16.10.11))である。内容は見てのお楽しみ。
 さて、以前に店の前を通りかかってみると、メニューが載った看板が立っている。時間に余裕があったのでじっくり検分したら「天麩羅とうなぎの丼 コーヒー付 850円(ちょっと違っているかも知れません。)」とか、ちょっと信じられないパフォーマンスの高さを窺わせる内容であった。いつかは行こうと思っていたら、今日ということになった。
 ドアを開けると、中はなんとウェイティングの人が通路をふさぐ状態となっている。奥から店のおっちゃんが出てきて、「レストランですか?」と聞くので、よく分からないが適当な返事をしてみたら、奥へと案内された。あれっ、「あの人達は何を待っているんですか?」と尋ねると「丼です。」という、また理解できない返事が返ってきたが、まあいいや。
 奥は、外からは窺い知れないくらい、大変広い。かつ、天井が大変高い。3m50cmくらいあるんじゃないかな。テーブルや椅子もゆったりと据え付けられ、気持ちが伸びやかになっていく。深々と腰掛け、めいめいいろいろ好きなものを頼み、かなり”イイ気分”になって、料理はファミレスに毛が生えた程度かなと思うけど、食後のコーヒーまでゆったりと飲んでいたら、駅まで走らなければならない時間となってしまった。寛ろげる雰囲気だということは間違いないが、余りに寛ろぎすぎた。
尼崎市昭和通3−88 06-6412-7221
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅前の公園を突っ切って、真っ直ぐ進んで、国道2号線に出たら左折、その先すぐの左側。
 
H15.10.29 TEA ROOM 灘 昭和南通3 ピラフ 600 ★★☆
 店の前には「日替りランチ 700円」とある。それ以外の食事は何があるか分からずに、取り敢えず店の中の人となる。
 中は大変込み合っている。一隅に席を占め、周りを見渡すと、いや見渡すまでもなく、殆どの人が秋刀魚を食べている。匂いがする。あれー、今日は「洋食系」を食べたいなと思っていたのが、どうも当てが外れてしまった。一応、念のため、ランチ以外の食事は何がありますか、と尋ねると、ハムエッグ定食とカレーとピラフ、但しピラフは時間がかかる、との答えであった。うむ、カレーを食べたいなと思っていたからちょうどいい、しからば、カレー大盛りを所望すると、追加料金は不要という。素晴らしい。
 ところが、すぐその後、カレーは切らしていまして・・・、となり、ちょっとがっかりしたが、気を取り直してピラフ大盛りに変更。住之江の男も同じものを頼み、エレベータマニアは日替りを、 法学修士はハムエッグ定食を頼んだ。
 最初に供されたのが日替り。秋刀魚のほかおかずが3品、それにご飯と味噌汁が付く。いずれも家庭料理という趣で、店は喫茶店なんだが、完全な和食である。続いて供されたのがハムエッグ定食。卵2こを使っており、大皿にはたっぷりのレタス等の野菜が添えられる。これにもライスと味噌汁が付く。最後に、そのころにはエレベータマニアはすっかり食べ終わってしまっていたのだが、我々のピラフが登場。これにも味噌汁が付いており、更に、「おから、食べられます?」と聞かれたので頷くと、本来は日替りにセットされる一皿を、ハムエッグ組及びピラフ組にもサーブしてくださった。味噌汁はびっくりするぐらい豆腐がたくさん入っている。スタッフは女性ばかりで、きびきびと立ち働いており、気配りを感じさせられ、素直にいい店だなと思った。流行っているのも頷ける。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅前の公園を突っ切って、真っ直ぐ進んだ先の右側。
 
H15.10.28 日本料理 案山子 もり田 神田中通2 カキフライ定食 945 ★★★
 ビル一棟が店である。立派な店構えであり、我々のような若造が昼飯を頂くには気が引けるが、びっくりするような値が付けられているわけでもなく、そうであれば当然お邪魔することとしたい。
 店頭に沢山並べられた見本は、例えばミニ丼のセットであれば、選べる丼全てが一つのお盆に載せられており、ついついおおおっと目が吸い寄せられてしまうが、天丼と鰻丼とカツ丼と?丼がセットになるわけもなく、よくよく注意が必要である。大の男が5人で見本に群がっているものだから、なかから「どうぞ」と声が掛かる。
 1階部分は、大層広い、ということもなく、キャパは20人くらいであろうか。しかしながら5人ゆったり掛けられる席へと案内される。ここで、あれだけ(どれだけ?)沢山メニューが用意されているにもかかわらず、小ネタ王と法学修士は鴨南蛮定食を、住之江の男とエレベータマニアと私がカキフライ定食を、それぞれ頼み、もう少しいろいろ頼めないものかなあ、と妙な畏まりを感じてしまった。それはさておき、カキフライ定食にセットされる麺類は、うどん/そばが選べ、更に冷/温も選べる。値段は当然のように同じである。有難い。すかさず冷たいおそばをお願いする。
 意外に早く、5人分ほぼ同時に供され、漬け物の盛り方からして丁寧なお仕事をされているのは即座に窺い知れる。カキフライも大振りでありながら大味ではなく、上げ具合も絶妙。付け合わせのキャベツ等も適度なボリュームで、おばちゃんが若干無愛想で、愛想がもう少しよければよいのだが、というのが残念ではある。なお、私と住之江はカキフライに大満足であったが、法学修士の鴨南蛮はそれほどではなかったとの由。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅を出て左、信号を渡って、電車の高架下沿いに進み、次の交差点を右に曲がった右側。
 
H15.10.27 きくよし イタリアン 神田中通2 日替りパスタ+アイスコーヒー 600 ★★☆
 カウンター4〜5席とテーブル8席のこぢんまりとしたお店。雰囲気はなかなかよい。ランチの日替りパスタは3種類。私が頼んだのはカレー風味のミートソースで、あと、キノコのペペロンチーノとクリームソースの何だったかがある。また、別に日替り丼ぶり(ママ)もあって、これはチキンの照り焼き丼だったかな、であった。いずれも500円で、+100円でパンかライスかドリンクが付く。家庭的な味であり、食べやすく、調理も比較的手早く、好感を持った。パスタにはサラダが、丼には漬け物と味噌汁がそれぞれ付いてくる。アイスコーヒーは小さめのグラスで供されるが、前もってミルクとシロップの有無を確認していただけたのがありがたい。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅を出て左、信号を渡った先、電車の高架下。
 
H15.10.22 竹庵寿司(本店の方) 神田中通2 すし盛合せ 800 ★★
 お寿司屋さんである。「昼食限定550円」という多分メニューだと思われるものがあるのだが、誰も頼まなかったので何かはわからずじまい。鍋焼きうどん定食800円は、うどんの艶を見る限りは美味しそうであった。カキフライ定食は、牡蠣の揚げ具合がWell Doneであった。私のすし盛合せは、寿司は鮪と海老と蛸と玉子と稲荷と鯖と巻きが2切、それにサラダと味噌汁とデザートのメロンという構成。800円ならこんなものかなとも思うが、正直、一番美味しかったのは味噌汁、次はサラダというところかな。
06-6413-8595
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て右に進み、駅を出て左、信号を渡った先、電車の高架下。
 
H15.10.21 ネギとテコ 神田中通1 かつとじ玉丼セット(ささめうどん付) 700 ★★☆
 大変繁盛している。コの字形のカウンターの中央が厨房になっていて、おばちゃんが3人せっせと調理している。しかし、少々手際が悪いようで、注文が通っていなかったり、違う人のところに持っていったりしてしまう。味はまあまあ。途中からすっかり空いてきた。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て左に進み、駅を出て左、電車の高架下。
 
H15.10.20 GYOMON 昭和南通3 棒ヒレ定食 650 ★★★
 大変繁盛している。外から見た雰囲気と中の様子は随分違う。ランチ利用の人が多いため、働いている人も最低でも6人はいるみたいだった。棒ヒレの柔らかさもさることながら、ご飯の量、味噌汁の家庭的な味、食前に供される梅酒の味わい、いずれも満足であった。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出て右に進み、公園を抜けて、道を渡って、更に直進した左側。
 
H15.10.14 モンパルナス 神田中通1 ピロシキ、アイスコーヒー 530 ★☆
 アイスコーヒーはブラック(ガム抜き)もあるが、アイスティはガム入りのみのようである。内装は少々くたびれてきていて、今や、駅構内というのは金の成る木といってもいいくらいの好立地だと思うのだが、こと阪神尼崎については当てはまらないようで、往事の繁栄ぶりを偲ぶばかりなのは、ランチのために日参する身には悲しい限りである。アイスコーヒー380円というのも、このご時世、特にアピールするものがないのであればなかなか厳しいと思う。一方、看板のピロシキについては、テイクアウト用に並んでいるものをそのままお皿に載せて供されたけれども、せめてレンジでチンするなりして温かいものを、いや、やっぱり揚げたてを食べてみたいと思う。ここでは作っていないから無理と言われるだろうと思っていたけれども、後日、経営者の方から、店内で揚げている旨のご指摘をいただいた。自店のホームページでは、(持ち帰った)ピロシキの美味しい食べ方が紹介されていることだし、店内で食べるものも同じようにして出されてはいかがかしらとピロシキ好きとしては思うところ。 【後日談】訪問から1年2か月弱、拙HPが南部再生に紹介された(現物は見ていませんが)こともあってか、モンパルナスを経営される方から丁寧なメールをいただきました。一生懸命にお店のことを考えておられる様子をひしひしと感じ、改めて我が記述を読み返したところ、自分でさえ不愉快に感じる表現があったため(経営者の方は、そのようなことは一切仰っていません。)、当時の正直な気持ちで書いたこととは言え、今時点での落ち着いた状態でのコメントに書き換えることにしました。滅多にコメントを書き換えることはしないのですが、お店を応援したいという気持ちになりましたので、ご理解をいただけましたら幸いです。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出てすぐ左手の定期券売り場の隣。
 
H15.10.14 永代蔵 神田中通2 ちりめんジャコおろしそば 650 ★★★
 純粋にカウンターのみの店。カウンターの手前は暖簾があって、すぐ通路である。ランチはしっぽくそばとシメジの炊き込みご飯で650円。小ネタ王とエレベータマニアがランチを注文したので、好奇心を持って「ちりめんジャコおろしそば」を注文。
 ランチにセットされるシメジの炊き込みご飯が先に供される。う〜ん、なんか美味しそう、なんておくびにも出さず、じっと我慢。更に、熱いしっぽくそばが先に供される。そばは、熱いのと冷たいので湯がく時間も別に設定しており、注文毎にタイムキープをきっちりとやっている。おねえちゃん〜おばちゃんくらいの3人の女性が店を切り盛りしている。さばさばしていて気持ちがいい感じがするなあと思っていたら、いきなりこそこそ話を始めたりするので前言撤回。そんなことを思っていたら、わが一杯のご登場である。
 その名のとおり、ちりめんじゃこと大根下ろしがたっぷり載っているほか、刻み葱と若布もしっかり場所を占めている。つゆもケチらずしっかりと掛かっている。これを全て混ぜるのに一苦労。そばは、見た目が大変艶やかであり、期待が高まる。一口啜ってみると、なんと、十分にコシがある! こりゃめっけもんかもしらん。ずるずるとあっという間に平らげてしまった。意外に丁寧な仕事を感じた、といったら失礼だろうか。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.10.08 にっぱち味一番 阪神尼崎駅前店 神田中通2 半ちゃんセット 400 ★★★
 余所でみたことないけど、チェーン店のようである。半ちゃんセットは、醤油ラーメンに半チャーハン、キムチが付く。それで400円だが、クオリティもまずまず。麺にはコシがあるし、チャーハンもそれなり。今日見た限りでは姉妹?二人で店を切り盛りしていて、店が新しいこともあって、整理整頓は不十分ではあるが、居心地は良い方だと思う。
【行き方】  阪神尼崎駅の西側、五合橋線の更に西側の高架下。
 
H15.10.07 ぶたまん百万 神田中通2 豚まん 100 ★★☆
 テイクアウト専門。味は中の上。ということは、これまで尼崎で食べたテイクアウトの中ではトップクラスということ。串カツアサヒが、とってもボリューム不足だったため、法学修士は豚まんと粽を、エレベータマニアは焼売を一パック買ってパクついていた。粽は、ちょっともっちり度が少なかったようだ。焼売はまずまずほっこりしていたかな。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.10.07 串カツあさひ 神田中通2 トンカツ定食 670 ★★☆
 元喫茶店のマスターに奨められた阪神尼崎駅周辺で美味しいという店の一つ。先週木曜日に行こうと思って、前まで来たら「木曜日定休」とのことだったので、今日出直した次第。そうそう、平成15年のかき金は、10月16日午後4時オープンとのこと。
 さて、あさひである。テーブル上には、■にカットされたキャベツが盛られている。これぞ正しい串カツ屋である。昼の定食は5種類。曰く、串カツ定食、トンカツ定食、ビフカツ定食、大エビ定食、あと1種類はなんだったかな、である。で、4人4様別々のものを頼んだが、5分もしないうちにサーブされる。一目見て、ボリュームが少ない。味は確かに中の上と言えようが、いかんせんボリュームが少ない。夜の部の仕込みもなされていたが、串カツ1本のボリュームも矢張り控えめである。色んな種類をすこしずつ楽しめるようにという、お店の配慮だよ、と法学修士に説明したけど、釈然としていなかった。
【行き方】  阪神尼崎駅の西側、五合橋線の更に西側の高架下。
 
H15.10.06 sweet oven 神田中通1 焼立てシュークリーム 126 ★★
 テイクアウト専門。シュークリームは2種類ある。焼立て〜は安い方。他にエクレアとかソフトクリームだとかいろいろある。お店の人曰く、焼立てシュークリームは皮がサクサクしている、とのことだったが、それは確かにその通りであった。だけど、一歩間違うとぱさぱさという感じでもある。クリームは不味くはないけど、皮のぱさぱさ感、いやサクサク感にはあんまり合っていないかな。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出たすぐ右側
 
H15.10.06 麺めん亭 神田中通2 Cセット(北海みそラーメン+ミニチャーシュー丼) 750 ★★
 風邪を引いてしばった。更に、外は雨である。傘を持たずに会社を出たから、足は自然に尼センへ向かう。温かいものが望ましいので、ラーメンにしよう。って、普通はそうなるか?
 最近ぐんと冷え込んできたので、お目当てのラーメン屋「麺めん亭」は満席である。先に注文しておいて、席があいたらそこに座る。すると、さすがにすぐにラーメンが供された。
 一口食べる。味がない。風邪を引いたからかなとも思うが、どうも違う。胡麻をすって、ラー油を振りかけてなんとか食べられるようになった。太めの玉子麺は、適当にコシがあるが、やっぱりスープがいけてない。具は太もやし、わかめ、コーン、黒胡麻、チャーシュー。賑やかだけど、気分はあんまり賑やかにならない。
 さて、目をミニチャーシュー丼に向けてみよう。チャーシューの切れ端を集めて丸めたものが茶碗のご飯の上に載っている。その下には刻み葱が載っている。チャーシューは冷たく、ご飯が割と温かいので、最初にしっかり混ぜなければ温度が中和されない。これは味がしっかり付いていたので、やっぱりラーメンのスープは味が薄いのだと思う。
 しかし、それにしてもよく流行っているなあ。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.10.02 季節料理 天竹 神田中通2 天丼(卵とじ) 900 ★★
 三彩昼定食というのがある。しまあじたたき、かきあげ、小鉢(今日は、湯葉と蓮根と蛸の子)、飯、赤出汁に漬物が付く。それで同じ900円である。天丼は、大振りの海老が2匹と鱚が載るが、あとは小鉢と赤出汁に漬物という構成。お得感で言うならば、断然前者であろう。小ネタ王と住之江の男が揃って前者を注文したので、使命感に燃えて後者を選択したのだが、やっぱり定食の方がよかろう。赤出汁が辛すぎる。
【行き方】 阪神尼崎駅から線路沿い北側を西へ。高架下。
 
H15.09.29 グリル一平 神田中通2 チキンカツ 1000 ★★★☆
 6月から9月まで、毎週月・金は、横綱ちゃんこ鍋2,000円が半額の1,000円になる。これは、神田北通2のさつまやの話。今夏は今日が最終日だから、是非にと訪ねたら、ひるは焼きそばか焼きうどんのランチしか出来ないとのこと。な〜んだ、がっかり、と思ったけど、嘆息してばかりはいられない。我々に残された時間は限られている。即座に、今日は尼崎での目出度い10軒目でもあるし、グリル一平に行くことにした。洋食屋である。
 1階はカウンターのみ6席。誰も座っていない。ここに、小ネタ王、住之江の男、法学修士、エレベータマニア、そして私が1列に並んで座ることも検討したが、「お2階へどうぞ」と声が掛かったので、階段を上がり、すると6人掛けテーブルが丁度空いていた。
 店にはいるときに、ハンバーグのランチが1,000円とあり、それにしようと思っていたが、小ネタ、住之江、法学と3人もそれを頼むもんだから、趣を変えてチキンライスにした。エレベータマニアは美深津、もとい、ビフカツを頼んでいる(ATOKのくせにビフカツも知らんのか。)。新入社員は、給料から税金を引かれないため、リッチである。
 法学修士は、「スープ(400円)」を追加で頼んでみたところ、ハンバーグには大きなスープが付くとの説明があり、じゃあ、と言ってオムライスでも頼むかなと思ったけど、流石に頼まなかった。
 まず、最初にスープが供される。中の中の上くらいかな。次にサラダ。キャベツやらを刻んだだけだが、ドレッシングは自家製とちゃうかなあ。フォークで必死に食べていたら、ドレッシングを服にこぼしてしまった。鬱だ。
 漸く、じゅーじゅーと白煙を上げながら、ハンバーグ×3とチキンカツが運ばれてきた。テーブル上には、鉄板派のための敷物(ランチョンマットというような洒落たモノではない。)もすっかりスタンバイである。ただ一皿、ビフカツだけはお上品に白い大皿に、サラダとともに盛りつけられている。若干話は脱線するが、エレベータマニアは、超早食いであり、最近は尼崎でもそれが知られてきたのか、彼の注文は最後に出てくるのが最近の傾向である。今日はそれに加え、彼だけサラダがメインと一緒に盛りつけられるというおまけ付きである。ほかの4人は既にサラダは胃袋に収めている。なお、彼の弱点は、熱いモノは駄目ということなので、要チェックである。何が?
 本題に戻って、チキンカツも熱々である。しかしながら、既に我々が乗るべき電車の発車時刻までとうに10分を切っている。行儀は悪いが、最初にチキンカツをずたずたに切り刻み、少々熱かろうがお構いなしに口に放り込んで、ご飯も残さずに平らげ、慌てて階段を下り、1階で1,000円を支払い、駅までの道を駆けていった。
 そういう、不逞な食べ方をしたけれども、味は抜群。これまでに食べたチキンカツの中でもトップクラスの味わいであった。熱々で鉄板で供されるのも良し、香ばしいドミグラスソースも良し、ふわふわに柔らかい、しかし厚みも大きさも十分のチキンはもちろん良し、 こんどはゆっくりと食べにいきたいものである。
【行き方】 大貫の向かい側。
 
H15.09.26 大貫 神田中通3 五目ラーメン 1000 ★★
 ちょっと高くないかな。普通のラーメンよりも、五目の方が、聞く限りは美味しかったようだ。店頭及び店内に貼りまくったタイガース関係のPOPや新聞などから察するに、タイガースの熱烈ファンの店と思われるが、優勝と日本一の翌日のみ半額とのこと。えらいニッチを狙うなあ。半額になれば、大変お値打ち価格になるのだが。
 たまに食べたくなるような味噌味かもしれないが、ラーメン800円〜というのは、全国的に見ても可成り高い部類に入ると思う。
【行き方】  阪神尼崎駅を北に出て、駅前広場の斜め左に見えるアーケード=中央一番街に入って直進、車が通れる最初の交差する道路を右折した左側。
 
H15.09.25 喫茶みどり 神田中通2 ピザセット(アイスコーヒー) 750 ★☆
 満席である。ランチが2種類あるんだが、なぜだかAの方はできないという。よく考えずにピザセットを頼んだら、「380円以下のドリンクでしたらどれでもどうぞ。」とのことだったのでアイスコーヒーにした。奥の厨房から、一生懸命パスタを炒めている美味しそうな音が聞こえてくる。エレベータマニアは抜け目なくスパゲティのセットを頼んでおり、ちょっと悔しかったけど、やっぱり、チンするだけのピザを食べ終わったくらいにやっとサーブされたという有様だった。そして、最後に「お腹は脹れました。」って、厳しいね。
 コーヒーかフレッシュかタバスコか、どれかが私のお腹と愛称が悪かったようなのも、ちょっと残念。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.09.24 ジャンボカラオケ広場 阪神尼崎店 神田北通1 塩焼そば、フライドポテト、ウーロン茶、アイスコーヒー(自分が食べて飲んだ分だけ) 1270÷4 ★☆
 (本稿は、以前、「阪神タイガース優勝ランチ」に掲載していたものである。)
 優勝した瞬間から10日間、部屋代(フリードリンク)も食事代もすべて半額!ということで、駆け込みで行ってきた。
 さて、スーツ姿のサラリーマン4人がやってきて、「30分」と言って、食べ物を注文しようとしたら、おねえちゃんは「30分ではお出しできないかも知れません。」と言う。ぉぃぉぃ、そんなことはないだらう、と思ったけど、「できるだけ早く、でお願いします。」と言って、機種は?との問いには、「一番近い部屋が良いです。」と言って、通されたのが102号室であった。
 しかし、まあ、カラオケボックスというのは、あんまり清々しい空気では満たされていない。昨晩、その前の晩、そのまた前の晩と、開業以来の夜の澱を蓄積してきたような臭いが鼻につく。昨日、終日、ピーカンの空のもと、伊勢で島巡りをして、浄化された直後だからか余計に気になってしまう。そうなると、塩焼そばはなんだか油っぽいし、フライドポテトは塩味が足りないし、ジャンカラ好きだったのに、今日は盛り上がれなくなってしまった。
 そうそう、料理は、最初にあんなことを言われたけど、5分から10分で一通りでてきたぞ。なんだったんだろうね。なお、最後にみんなで六甲おろしを大合唱したのは、言うまでもないか。しかし、さすがに、全部半額となると恐ろしく安いね。 兵庫県尼崎市神田北通1-6-1 宇佐美ビル 06-6418-2020
【行き方】  阪神尼崎駅北側、広場を挟んで向かい側。
 
H15.09.09 お好み焼・たこ焼 あすか 西御園町 たこ焼8こ 200 ★★☆
 そとはカリカリ、中はとろとろだけど、ちょっと長い時間鉄板のうえで焼いていたかなあという感じ。蛸もしっかり入っていて、ソースは「甘いの」「辛いの」「醤油」が選べる。マヨネーズも掛けてくれる。
【行き方】  阪神尼崎駅を南側に出て、右手の信号を神戸方面に渡ってまっすぐ進み、突き当たりを左折、最初の四つ角の右側。
 
H15.09.09 喫茶VAN(坂) 神田中通2 カレーライス 500 ★★
 カウンターのみ。カレーライス以外には、ホットドッグやトーストという名のサンドイッチなどがある。カレーは塊のビーフが2ケ。量はまずまずだが、びっくりするようなものはない。珈琲つきなら700円となる。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.09.08 とん久 神田中通2 チキンカツ定食 785 ★★★
 多分、最近新しく出来たか、改装したかだと思う。尼セン内の他の店に比べるとおしゃれな雰囲気である(←失礼)。チキンカツは大変柔らかくて好感を持ったが、おろしカツ定食を頼んだエレベータマニアは、その柔らかさに不審の念を抱いていた。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.09.05 ミュンヘン 神田中通2 本日の日替(チキンカツおろし煮込み) 680 ★★☆
 閉店しました(T_T)(跡は餃子の王将になりました。)。
 ミュンヘンというから、ビアホールのニューミュンヘンをイメージして行ったら、全然違う。食堂とレストランの中間みたいな業態だが、尼センデパートのメインダイニングと言ったら割としっくりくるような気がする。50人は軽く入れるが100人は無理というキャパシティで、多分、この辺りでは結構な大バコになると思う。中途半端に天井は高く、なんとなく煤けた店内は、北向きの窓から外光が差し込むこともあって割と明るくて、小綺麗ではないが小汚くもなく、適切な表現が出来なくて申し訳ないが、気になるならいっぺん見に行ってみてください。
 さて、今日は城研究家とランチである。ふと向こうを見遣ると、小ネタ王、住之江の男、法学修士、エレベータマニアの姿が見えたような気がするが、何かの偶然だろう。
 席に着くや、待たさず慌てさせずの絶妙のタイミングで注文を聞きに来る。これは、非常に大切なことだと思うのだが、巧くできていない店が世の中には大変多い。昼飯客からの注文が減ったりはしないだろうけど、夜なら客単価300円は変わるんぢゃないかな。そんなことはさておき注文であるが、店頭のディスプレイの「チキンカツ」という標記だけを見て店に入ったもんだから、取りあえずそれを頼む。城研究家も面倒くさくなったのか、僕もそれ、と仰る。
 昨日訪ねたは、注文を受けてから揚げるため15分かかるとの能書きがあったが、ここだって注文を受けてから揚げているだろう(よく考えたら、揚げてから煮込んであるので、やっぱり先に揚げているんだろう。)に、5分もしないうちにサーブされた。但し、私のだけ(同じ物頼んでるンだから、「私の」もないもんだ。)先に来て、城研究家のはそれから2分位してから運ばれてきた。このタイムラグは謎である。
 さて、内容を検分しよう。チキンカツおろし煮込みは、甘辛く煮込まれてひたひたになっており、その上に大根下ろしと刻み葱がトッピングされた一品。ボリュームは並。味は並の上くらい。揚げたてではなくても、温かい状態で提供でき、作り置きもきくという アイデア賞モノの一品だと思う。やっこが付く。冷や奴である。豆腐1丁を9等分したぐらいの、可愛らしい冷や奴である。醤油は卓上に備え付けられているものを使用する。普通の冷や奴である。みそ汁。麩が浮いている。柴漬け。あんまり美味しくない。こだわりはもちろんないだろうし、彩り程度ということか。ごはん。多すぎず少なすぎず。どこにも書いていなかったように思うが、ご希望の向きには、お代わりもできるようである。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.09.04 たい焼 二万翁 神田中通2 たい焼 60 ★☆
 テイクアウト専門。席はない。たい焼は粒餡使用。カスタードたい焼は90円だったかな。極めて普通のたい焼としか言いようがない。滅多に食べないし。
【行き方】  阪神尼崎駅改札を出た正面の尼セン
 
H15.09.04 とんかつ 喝 神田中通2 みそカツ丼 750 ★★☆
 今日から「尼崎でランチ」デビューである。いきなり駅構内の立ち食いそばという、なんとも弱気な船出というのも乙だが、一般受けしないだろうから、おそるおそる街へと歩を踏み出す。しかしながら、あんまり考えている時間はない。とりあえず、目に付いた中央商店街に、これが噂に聞くとっても長いアーケードの入り口かと思いつつ吸い込まれる。同行(同好)の法学修士やエレベータマニアは、蛇のように続く、果ての見えないアーケードを前にして、興奮ぎみである。言っておくけど、そんなに遠くまではいけないよ。ということで、アーケードに入って3軒目くらいかな、の喝を訪ねることにした。やっぱり最初だし、都そばだとか餃子の王将だとかでは、何のために尼崎まで足を運んでいるのか訳がわからんので、それなりの店が見つかって頗る嬉しい。入店前に店頭のディスプレイに「みそカツ丼 750円」を見出し、肚を決めた。
 店にはいると、壁に張り紙がある。注文を受けてから揚げるため、15分ほどかかる由。やむを得まい。小ネタ王は、15分に怯んだか、鰻丼と素麺のセットに逃げてしまった(なぜだか結局は鰻丼の方があとからでてきたのだが。)。あとの二人は仲良くカツカレー1050円をオーダー。リッチである。
 私はみそカツ丼命だったので、よくメニューを見ていないんだが、どうもメインのラインナップである「○○御膳」は1000円〜1500円という価格帯となっていて、ビジネスセットだったか、ランチメニューとしてカツやフライを盛り合わせたものでも1000円であり、全体にちょっと高めかなという気がする。
 さて、みそカツ丼。カツのボリュームが可愛らしいような気がするが、まあ、こんなものか。味噌ダレの味は、まあ美味しい部類か。何よりもびっくりしたのは、ご飯が出てこないこと。即ち味噌ダレの掛かったカツの下に可成り細く刻まれたキャベツが敷かれ、更にその下にご飯がある筈なんだが、キャベツの量が妙に多くて、なかなかご飯にたどり着けないのである。これでは丼の意味が半減してしまう。そして、キャベツの量に反比例するかのようにご飯の量が少ない、ような気がする。「丼」という響きに、もっとパンチの聞いた一杯を勝手に想像していたきらいはあるが、普通のお茶碗に一杯ぐらいの分量しか無かったんぢゃないかな。でも、そういう店なんだろうと思う。店はモダンな雰囲気で小綺麗にしているし、何と言っても、椅子が面白い。一見の価値あり。
【行き方】  阪神尼崎駅を北に出て、駅前広場の斜め左に見えるアーケード=中央一番街に入ってすぐ右側。

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